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2016.08.24(Wed) DJ SHOTA アフターレポート

サマソニに参戦してきました!DJ目線から見るアフターレポート【2016年版】

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今年で第17回目の開催となった真夏のフェス「Summer Sonic 2016」(通称:サマソニ) の東京公演に2日間行ってきました!
DJ HACKsでは、クラブミュージック系のアーティストを中心に、DJ目線から見たアフターレポートをお届けします。
サマソニに参戦した方がいい理由がおわかりいただけるかと思います。

summersonic16_start

出典:facebook

サマソニ・アフターレポート【2016年版】

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出典:facebook

サマソニ。
もはや「このフェスなくして日本の夏は語れない!」というくらい、”真夏の風物詩”的存在の音楽フェスですよね。

フジロックやロッキンもそうですが、やはり日本で人気のある音楽フェス=ロックフェスだなといった印象です。
EDMを中心としたダンスミュージック系のフェス「ULTRA JAPAN」も近頃人気ですが、やはりロックフェスは歴史が深い分、それだけ各世代に人気がある。
ロックフェスに人生をかけている音楽ファンだっているし、とにかく音好きが多いイメージ。

サマソニのメインステージはというと、プロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」のスタジアムでもあるQVCマリンフィールド。

summersonic16_mainstage

出典:facebook

夜になると花火が上がって、こんなステキ空間に!

summersonic2016_thankyou

出典:facebook

今年はビーチステージにて、シンガポールの「Zouk Out」とのコラボがあり、ダンスミュージック系のアーティストが多くラインナップされました!

summersonic16_beachstage2

出典:facebook

「Zouk Out」は、アジア最大級のビーチフェスでシンガポールのセントーサ島で毎年開催されています。
これを主催するのが「Zouk」というシンガポールのビッグクラブで、世界の人気クラブランキング「DJ MAG TOP 100 CLUBS」ではなんと6位にランクイン (2016年)。
(“Zouk”ってクレオール語で「Party」という意味があるらしいですよ!)

そんな中で、ぼくがDJ HACKsのレポーターとしてライブを見てきたのが、

【1日目】
Sam Feldt (60分) → VINAI (15分) → Alesso (35分) → The Chainsmokers (60分)

【2日目】
Mark Ronson (60分) → Flo Rida (60分)

以上の6組のアーティストです。
(他にもJ-POPのアーティストのライブも見ましたが、ここではクラブミュージックというテーマのため割愛します)

それでは、DJ視点から見たサマソニ・アフターレポートを1組ずつご紹介しましょう!

Sam Feldt

一言感想リスト 〜Sam Feldt編〜
・トロピカル、メロディックハウス中心でとにかくオシャレ!
・ハウスDJだけど、意外とつなぎ方はショートミックス (ロングミックスなし)
・手を叩いてお客さんと一体感をつくろうとしていた (2曲に1回くらいのハイペース)
・サム・フェルトは体がでかい (身振り手振りがでかく見えた!)
・たびたびステージの前に出てきて盛り上げていた!
・ヒット曲の歌ネタを使ったマッシュアップが多かった、使い方がうまい

「ビーチステージ、しかもサンセットタイムにSam Feldtとか、、、最高すぎる!!」と思っていましたが、実際はあいにくのどしゃぶり。
雨の中のライブでもSam Feldt本人は常に笑顔で、とにかくハッピーオーラがあふれてました!プロとしてすばらしい!

『Summer On You (Club Edit)』から始まり、『Show Me Love』もいって会場は雨とは大いに盛り上がってました!

「先日のTomorrowlandではこの曲が一番多くかかってたんじゃないか!?」ってくらいいろんなアーティストがヘビープレイしていたGalantisの『No Money』ももちろん投下で、大盛り上がり!

そう、”盛り上がっていた”んです!

EDMのようにハウスをかけるのも今はあり!?

Sam Feldtはリリースしている楽曲だけ見ると、誰もが「かなりチルっぽいハウスの選曲をするアーティストなのかな?」と思うはずですが、実際は全然ちがいます。
ドロップでは常にジャンプ、曲をつなぐごとにすぐ手を叩いて、「ハンズ・アップ・イン・ディ・エアー!!」というMCでの煽り。
そして、ハウスのDJに特有のじわじわと次の曲が聴こえてくるロングミックスはせず、基本的にショートミックス。

ハウスのDJというよりは、今風のEDMのDJに近い感じでしたね。

お客さんもハンズアップしてジャンプしていたし、めちゃくちゃ盛り上がってました!

これに関して、お客さんの中では賛否両論見られました。
ハウスっぽいプレイを期待していたお客さんにとっては、「自分の好きなタイミングで盛り上がりたいのに、決められたところで手を叩かなきゃいけないor盛り上がらなきゃいけないなんて…」など違和感を感じながら見ていた方もいるでしょう。
EDM的な盛り上がりを期待しているお客さんにとっては、「オーディエンスへの煽りも最高だし盛り上げ上手なDJだった!」っていう感想があるでしょう。

もしかしたらですが、ハウスの楽曲を出しているDJでも、ハウスマナー (ロングミックスなど) に捉われないプレイスタイルも今はありなのかなと。
とにかく盛り上げることを期待されているオーバーグラウンドなフェスでは特に。

いまや大人気のDon Diabloも、Future Houseなどのハウステイストの曲をジャンプして盛り上げますよね。手も叩きます。

初めてSam FeldtのDJを生で見ましたが、「Lean On」や「This Is What You Came For」などヒット曲のネタを使ったマッシュアップが多くて常に歌えて楽しめました!
何より、DJ HACKsの読者さんはよくご存知かと思いますが、ぼく個人ではメロディック・ハウスが大好きなので (おすすめEDMコーナーで紹介しがちw)。
またぜひ日本で見たいアーティストのひとりです!

Sam FeldtもThe Chainsmokersもかけていて、「これ流行っているんだな!」と知った1曲を最後にご紹介しておきます。この曲めっちゃいい!

その後も、代官山のクラブ「Sankeys TYO」で開催されたサマソニ・アフターパーティーでもDJ出演 (フェスと同じような感じだったそうです)。
インスタグラムを見る限り、日本を代表する街・渋谷を楽しんだみたいですね!

Bye Tokio!

Sam Feldtさん(@samfeldtmusic)が投稿した写真 –

VINAI

VINAIさん(@vinaiofficial)が投稿した写真

一言感想リスト 〜VINAI編〜
・”バウンス系”のイメージはどこへ?
・Garmianiの「Bomb A Drop」をかけてた
・トラップもいって、ジャングルテラーもいってと、流行りを抑えていた!

VINAIの時間の裏ではメインステージでAlessoがプレイしていたため、15分くらいしか見れず。。
2015年は年に4回も来日していた彼らなので、今回は年に1回しか来ないAlessoを見ようと思っていました。

VINAIがバウンス系よりジャングルテラーやトラップをかけてたことに驚き!

ところが!!
新曲『Into The Fire』を使ったイントロがかっこよくて、2曲目には『Killa (Henry Fong Remix)』。

「え、思いっきりジャングルテラー推しじゃん…しかもKillaのHenry Fongとか今旬でイケてる…!!」

そして、3曲目にはZomboyの『Like A Bitch』の”Stop acting like a bitch! Get your hands up!”が聴こえてきて「うおおおお!!!」ってなってたら、

ドロップでZomboyの『Terror Squad (Bro Safari & Ricky Remedy Remix)』がきたときのぼくの心境

え、彼らバウンス兄弟だったはずが…トラップの王道抑えてて超イケてるんですけど!バウンスしかやらないと思っててごめん!!!

ってなりました。笑

さらに4曲目には、今世界のEDMフェスでおそらく一番プレイされている曲『Bomb A Drop』を投下!
もう、音楽ファンの心を鷲掴みです (VINAIのバウンス系EDMを期待していた方は”??”マーク続きだったことでしょう)。

「Bomb A Drop」は大学受験の頻出英単語並みに覚えておきたい1曲

この曲を知らなかった方はULTRA JAPAN前に覚えておくといいと思います!

ここまでイケてるセットを見せられると「もっと新鮮でワクワクしたステージが見れそう…Alesso行くのやめよっかな…」となりましたが (ぼく以外にもこう思った方いたはず!)、泣く泣く断念、メインステージに移動しました。

冒頭15分での感想、「VINAI、思った以上にいろんなプレイしてて選曲がかなりイケてた!!」というようにまとまりました!笑
ネットで写真を見る限り、Alessoの裏にしてはステージ満員だし、やはり人気の高いアーティストだなーという印象。

インスタグラムでは大阪会場での『Sit Down』の動画があげられてました。

VINAIさん(@vinaiofficial)が投稿した動画

このネタは彼らいつもやってますが、どこのタイミングでジャンプするのか、本人たちも毎回あいまい。笑

Alesso

Alessoさん(@alesso)が投稿した写真

一言感想リスト 〜Alesso編〜
・前半30分はいつも通り、ハウスグルーヴ攻め
・長い足を広げてずっと仁王立ちしていた (一番印象に残った感想です笑)
・VJの映像がめちゃくちゃかっこいい! (さすがAlessoチーム)
・1曲を長くかける (すぐ曲を変えない)
・アレッソの「Cool」が流れた時にコスプレをしたニセッソさんがステージ横のスクリーンに映った。

前半は”渋かっこいい”グルーヴ攻め!攻めるアレッソ!

Alesso (アレッソ) ってリリースされている楽曲だけ見るときれいなプログレッシブ・ハウスのイメージがありますが、フェスでは前半30分はだいたい硬い音のハウスでグルーヴ感のあるDJをするのが特徴的
今回もマリーンスタジアムのどでかいステージで硬いプログレッシブをかましていて、渋かっこいいなーって思いました。VJも曲のイメージにあっていてめちゃくちゃかっこいい!

アレッソが『Propaganda』(TJR & Nom De Strip Remix)をかけたときはさすがにびっくりしました!

あと『Taking You Back (Afrojack Edit)』もかけていてかなり攻めるなーといったイメージ (お客さんはややついていけてない…?)

でも『Ping Pong』などのわかりやすく、みんなで参加できるネタを挟みながらうまく盛り上げていました! (ドロップはやや難しいベースハウス)

『Under Control』からきれいめプログレッシブ・ハウスタイムに突入!
30分間焦らされたお客さんの”はい、待ってました感”はすごかったですね、一気に盛り上がりが最高潮に!

アレッソは他のDJとちがって1曲を長くかけることが多い。1曲1曲を大事にしているんだなと思いました。

ニセッソさんが今回も現れる!?

余談ですが、『Cool』という曲のミュージックビデオに出てくる先生役のAlessoのコスプレをした、”ニセッソ”さんがネットで話題となったのを皆さんご存知でしょうか?
ぼくは今回初めてこの目で確認することができました。笑

『Calling』からのAvicii『Levels』に変わるつなぎに感動しながら、泣く泣くステージ移動開始。。
『I Wanna Know (Alesso & Deniz Koyu Remix)』を背中で聴きながら、やっぱりアレッソは最高だなーってしみじみと歩いてました。

大阪でも超満員だったそうです!

Alessoさん(@alesso)が投稿した写真

渋谷のスクランブル交差点をこんなにかっこよく歩く人間いるか!?ってくらい、かっこいい笑
出会えた方はラッキーでしたね!

Alessoさん(@alesso)が投稿した写真

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ここまで3組のアーティスト、いかがでしたでしょうか?
次は皆さんお待ちかね、ビルボードチャート1位を獲ったばかりで話題騒然のThe Chainsmokersのレポートです!!
2日目のMark RonsonのDJセット, Flo Ridaのライブも続けてどうぞ!!

The Chainsmokers, Mark Ronson, Flo Ridaのレポートはこちら

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DJ SHOTA
“DJとお客さんの架け橋になる” そんな思いを込めてスタートしたDJ HACKsがいつの間にか月間60万PVを達成。Googleでの「EDM」検索順位1位と絶大な支持を集めるようになっていった。 そしてDJ HACKsの成長と共にDJ SHOTAは2015年夏、DJ歴2年という異例のスピードで世界でも最大規模の野外フェス「electric Zoo Beach Tokyo」へ出演を果たす。 さらに2015年リリースしたEDM BEST MIXはiTunesチャート2位を記録するなど勢いを見せた。 2016年1月にはメイドインジャパンの国内最大EDMフェスティバル「electrox」にて若手ながら単独でオープニングアクトに大抜擢され一躍注目を集めた。 DJ HACKsでのあらゆる音楽を追求する姿勢はプレイスタイルにもダイレクトに反映され、まさに架け橋の如く様々なジャンルの”GOOD MUSIC”を繋いでいく。そのオープンフォーマットなスタイルを武器に多様なお客さんを踊らせ続け現場での支持率も急上昇中である。 DJとして音楽をプレイし、ライターとして音楽の良さを伝える、まさに次世代型ともいえるクロスオーバーはすべてにおいて新しく、未知なる可能性を秘めたDJ SHOTAの活躍に今後目が離せない。