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2015.12.25(Fri) DJ HOKUTO クラブミュージック

DJ HOKUTOが解説する!今ヨーロッパ人が一番踊る大流行のジャンル「アフロビート」とは?

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ヨーロッパツアーから帰ってきたDJ HOKUTOさんに、ヨーロッパのクラブシーンを見て実際に感じたことをお話ししていただきます。
今回のテーマは、AFROBEAT (アフロビート) という現地で今まさに流行っているジャンルについてです。

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DJ HOKUTOが今年2度目となるヨーロッパツアーから凱旋帰国

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どうもご無沙汰してます!DJ HOKUTOです。
2015年2回目となる、ヨーロッパツアーから帰ってまいりました。

ヨーロッパツアーの様子はこちら

前回のヨーロッパツアーの時は日記を書かせてもらっていましたが、今回は今ヨーロッパで新たに流行ってる音楽のお話をしたいと思います。

今、ヨーロッパ人がもっとも踊るジャンル: AFROBEAT

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AFRO MUSIC (アフロ・ミュージック)

何年か前から、「こりゃじわじわきてるな」と思ってたけど、今年でいよいよ大爆発したなって感じ。
ジャンルで言うと、呼び方がいろいろあり、POPSよりなものを「Afro Pop」「Azonto Music」「African House」、ダンスミュージックよりなものを「Afro Beat」、「Afro House」「Afro Dub」と呼ばれています。

要はすべてひっくるめて”アフリカンミュージック”なんですが、ここでは総称して「AFRO MUSIC」としたいと思います。

去年まではサブフロア的なところでかかっていたけど、いよいよHIPHOP系やTOP40系のパーティーでもガンガンかかるようになりました。
特に黒人が多いと、「うおー!待ってましたー!」的な雰囲気になります。

今回のツアーの最初の方で回したオランダの20年続く老舗クラブ「MONDIAL」で開催されている日曜のヒップホップパーティーなんて、「なんかフロアが上がりきらないなー」って思ってたら、次のDJのアフリカンタイムでばっこしぶち上がってたw
これで火がついたおいらは、次の日からひたすらこの辺を掘り起こし研究しておりました (笑)

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一言でアフリカンミュージックといっても非常に奥が深く、基本はダンスミュージック的なハウスビートだけど、いわゆるアフリカのポップスみたいなものから、深いものだともっと民族的な雰囲気のものもあるので、一概にこうゆう音楽とは確実に言えないのであります。

アフリカンミュージックの代表的アーティストは、P SQUARE

有名どころの選手 (楽曲) で言うとやはり、「P SQUARE」ですかね。
この人たちは、コンゴの英雄みたいに成り上がった人で、ヨーロッパで大ヒットしてて、かっこいいので日本でもよく俺はかけてました。

1.) SHEKINI

アーティスト: P SQUARE

これがアフリカンポップスの代表曲です。

2.) PERSONALLY

アーティスト: P SQUARE

2年前くらいからヨーロッパで大爆発してかかりまくってる大ヒット曲。

このようにいろいろな種類のものがあるけど、カリブ系やラテン系に近いものも多数。
音的には派手系じゃないので個人的にも素晴らしく思うし、聴きやすく踊りやすいと思う。
そしてやはりヨーロッパでは大合唱 (笑)

もちろんアムス (オランダの都市=アムステルダム) でも大人気。
ビートがダッチハウス的なドラムに近いものもいっぱいあるので、最初またしてもオランダ産かと思った。
でも実はオリジナルがアフリカで、ヨーロッパで人気になった音楽で、音楽先進国オランダやベルギーでは独自のAFRO MUSICもいまや超多数。

ちなみにENCOREでかかってたのはAFRO MUSICにオランダ人が歌ってるポップス的なものだった。
当然のごとく、Rihanna (リアーナ) 等のTOP40系のリミックスも山ほどでております。

ヨーロッパでは下手したらオリジナルより今はこっちの方が盛り上がるくらい

3.) Bitch Better Have My Money (Afrodub Remix)

アーティスト: Rihanna

AFRO系の大ヒット曲。これで大合唱するのがヨーロッパ (笑)
AFRO HOUSEのイメージはこれ!って感じな曲。

4.) Angolano Kikola

アーティスト: Eddy Tussa

AZONTO MUSICという呼び名の元になった曲。もろアフリカンポップスです。

5.) AZONTO

アーティスト: Fuse ODG

日本でもDJだったらこのジャンルを掘ってる人もいると思うし、俺も好きで掘ってたけど、ここまでルーツがアフリカから広まった音楽だとは。
お勉強すればするほど興味がわき、最終的には「アフリカでDJしてみてー」っていうとこに行き着きます(笑)

まとめ

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記憶をさかのぼると、5・6年前初めてベルギーやフランスに行った時、アフリカ人だけのアフリカン・ミュージックだけのパーティーがあると聞いたことがあるのを思い出した。
今考えると、その時はアフリカ系黒人以外見向きもしなかった音楽が世界に認知されたんだなと思われます。

まさか、今までの世界のダンスミュージックでノーマークだったアフリカ産。
ここまで広まったらアフリカン・ヨーロピアンにとっても、最高に誇らしく素晴らしい音楽だと思われます。

本当に次から次へといろんなトコからでてくる新しいダンスミュージックが世界中でヒットしていて、「何年、何十年後かにはアジア産のダンスミュージックが旋風を巻き起こす日もくるのでは?」とも思いますね。

でもそれに必要なのは、アジア的な独特な要素だし、さらにその国の人たちが自分たちのルーツを感じながら本気でのめり込める音楽でなくてはいけないと思われます。

ということで、今回はヨーロッパで新たに大流行を巻き起こしている音楽のお話でした!
最後まで読んでくれてありがとうございます!!

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(スイスの現地の新聞に特集を組まれるDJ HOKUTOさん!!!)

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WRITER
DJ HOKUTO
日本は東京を始め全国区、国外はヨーロッパを中心とし、特にアムステルダムで活躍するDJ/SOUND PRODUCER。数々の有名DJ/PRODUCERを輩出したアムステルダムダンスシーンで主流のスタイル、「ECLECTIC」を日本で最初に体現し広めている。現場主義を一貫し、DJを始めた当初から幾度も渡米。日本だけでは得られない経験を多く積み、DJには絶対的に必要な感とクラウドが忘我する程のグルーヴを創る芸術的なMIXセンスを培う。アメリカからアジア、アジアからヨーロッパへと数々のツアーを周り、常に未知の場所でのプレイに挑戦してきた。今では国・人種問わず必ずクラウドに感動と興奮を抱かせるDJとして、世界中のパーティ好きに愛されている。「現場でDJする時は、常にクラウドが主役で、常に心の底から楽しんでもらうことを一番に考えているよ。」1998年、19才の時に一斉を風靡したカルチャー誌Fineの全国ツアーイベントで、ツアーDJに抜擢され一躍注目を浴び、全国区で活躍。その後様々なメディアに出演し、2006年から3年間INTER FM(76.1MHz)にて毎週LIVE MIXを配信。当時世界中で人気のあったアーティストAMERIEから共演を依頼される程、その頃からMIXの評価が高かった。そのアーティスト性を持って、メジャーレーベルからMIX CD、コンピレーションアルバムの監修など、計6枚をリリースし、音専誌に多く取り上げられた。現在でもハワイの人気ラジオステーションFM BOMB(102,7MHz)にて、MIX音源を定期的に配信している。2008年からは音楽制作にも取り掛かり、自身の音楽プロダクション「YAMATO BEATS」を設立。数々の楽曲提供、アーティストのプロデュース、リミックス音源をリリース。彼に憧れて多くのDJが集まり、DJプロダクション「ZIPANGSTAR」を設立。東京都内の主要クラブにて彼を師と仰ぐDJ逹が日夜プレイしている。2010年から行っているヨーロッパツアーは、クラウドだけでなく現地のDJからも多くの賞賛を得て、3年後には世界が注目するアムステルダム最大のダンスミュージックの祭典「ADE」に出演する。 2013年には、アメリカ西海岸最大のレコードプール「CLUBKILLERS」で、日本人唯一のオフィシャルDJに就任し、アジア地域でも大きな役割を果たしている。常にDJとしての役割を考え表現する姿は、日本を代表する日本人アーティストとして世界に誇るべき人物である。
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