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2018.01.25(Thu) DJ SHOTA クラブ紹介

クラブってどんなところ?現役DJが解説するわかりやすいクラブ入門ガイド

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TVやメディアにもあまり取り上げられない「クラブ」。
遊びに行ったことがある人ならわかると思いますが、まだ一回も行ったことない人にとってはイメージが湧きにくいはず (当然偏見もあるでしょう)。

そこで今回はクラブに行ったことない方に知ってもらいたい、実際「クラブ」ってどんなところなのかを入門形式でわかりやすくご紹介します!

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クラブに行ったことがない人が勘違いしがちなポイント3つ

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「クラブに行ってる・クラブで遊んでる」っていうとなんか周りのイメージが悪いような気がする、、、でも実はこれ日本だけ!

海外では友達の誕生日があるたびにバースデーパーティーがあったり、男性はクールに女性はセクシーにオシャレをして音楽に合わせてノリノリでダンスする文化がありますよね (留学経験のある方は)。
その延長にクラブ文化があるため、そんなにイメージも悪くはない。
ゴシップガールなどの海外ドラマにもクラブは出てくるし、なんなら年齢も関係ない、といった感じです。

それでも日本では、

・周りにクラブ行く友達もいないし、クラブには今まで縁がなかったから行ったことがない
・クラブってイメージ的に私のような人間が行く場所じゃないし…
・クラブに行くっていうと彼氏・彼女に怒られるし…

というように、クラブに行ったことがない人がきっとほとんどだと思うんです。
試しに行ってみたけど肌が合わなかったという場合はともかく、クラブというものを悪いイメージで捉えている”食わず嫌い”な人や偏見のある人が多い世の中なのは事実。

ただこういう現在のクラブというものを知らない方に、「実際はこんなところなんだよ!」っていうのを伝えるだけで微力ながらクラブシーンをよくしていきたい… (クラブにいる人間として)。

これから課題のキーワード「ナイトタイムエコノミー」が発展途上の日本

以前から日本はナイトタイムエコノミー (夜遊び経済) が弱い国として海外からずっと指摘されてきました。
たしかに海外から来た観光客からしたら、夜遊びたいのに日本だとどこで遊べばいいのかわからない。。
(ナイトタイムエコノミー対策として、やっと石原元都知事が夜間の渋谷と六本木を結ぶ深夜バスを運行させましたね。)

海外の人からしたら「数年前まで日本では夜のクラブ営業が違法だったなんて、ありえない!」と笑うでしょう。

日本全体がナイトタイムエコノミーを豊かにしていこうと今動いている中で、クラブに対する偏見があるようだと時代遅れになってしまう!
そこでまずは、クラブに行ったことがない方が陥りやすい勘違いをあげるところから始めたいと思います。

1.) クラブ=こわいところ は勘違い

ぼくがDJを職業にしようと決めた時、「クラブでDJをやっていきたい」と両親に言うと、

「悪い人たちと関わらないでね」「ケンカに巻き込まれないでね」「麻薬は絶対やらないでね」と釘を刺されました。

以前はたしかにクラブ=こわいところというイメージがありました。
調子に乗った若者や悪い人が集まって羽目外し放題、ケンカもそこら中であるといった具合で。

でも今のクラブはちがいます。

クリーンなクラブに!屈強なセキュリティチームがクラブの治安を守っている

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出典:billboard

クラブのイメージはセキュリティ強化による治安の良さから変わりました!

ムキムキマッチョなセキュリティスタッフたちが常駐していて、悪い人たちがクラブに入ってこれないようになっています。
厳重な荷物・全身チェックもあるので、麻薬の疑いのあるものや液体物は持ち込めません。

そして中ではお客さん同士のいざこざが起きたらすぐにセキュリティが飛んできて解決してくれます (それでも抵抗したお客さんは力づくで外に出されます笑)
無理やり手を引っ張られたり、ナンパがしつこかったりした場合もセキュリティやクラブスタッフが止めてくれますので安心です。

こんな屈強なセキュリティに対してもし突っかかっていこうとした人がいたら、、、無謀すぎるし後悔するほどコテンパンにされるでしょう。笑

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2.) クラブに行く人=チャラい は勘違い

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出典:Deviant Art

クラブも出会いの場の一つ、もちろんチャラい人はクラブに行くと思います。
ただクラブに行く人みんなチャラいかと言ったら、大間違い。

何をもってチャラいと言うかは人それぞれだと思うんですが、、、
クラブには女の子をお持ち帰りしようと思ってナンパに勤しんでいる男性もいるし、男性にお金を使わせてお酒をおごらせようとしている女性もたしかにいます。笑
でもそれはクラブという場所に限ったことではないと思うんです。
(銀座のなんとか通りやなんとか横丁の方がよっぽどチャラい人が集まるのでは…)

音楽を純粋に楽しみに来ている人も多くいる

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今のクラブを見ていると逆に、”ナンパ目的以外”で来ている人の方が多く見受けられる時もあります。
もちろんクラブは出会いの場・社交場という側面も持ち合わせていますが、最近ではどちらかというと”ライブ”に近い形式になってきている気がしますね。

「海外から来日した有名DJを見たい!」「あのDJさんのDJプレイが見たい!あのアーティストのライブが聴きたい!」

といったように、クラブに遊びに行くメインの目的がDJやアーティストであるお客さんも多い。
そういう需要に合わせて、クラブ側・イベント主催側も宣伝するフライヤーにはアーティストを前面に推し出すケースがほとんど↓

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また仲良しのクラブスタッフに会いにいってるお客さんもいますし、休日に仲間とみんなでワイワイする集合場所としてクラブに行っているお客さんもいて、クラブに行く目的の多様性は広がっています。

3.) DJ=「ヨー!チェケラ!」 は勘違い

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「DJやってるんだよね」と友達に話すと、「ヨー!チェケラッチョでしょ!?」とノリノリで言われます。
DJの実態を全然知らないからしょうがないよな…とは思いつつ、実際これにはややイラっとしてしまう。笑

外人に「日本から来たのか!サムライの国!」と言われるのと同じような感覚で、「いつの時代の話だよ」と言いたくなる笑

クラブに行ったことのない人がそう思うのも無理はなく、TVで見るDJといえばディスコ的なDJを連想させることが多い (例えばTRFのDJ KOOさんなど)。

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出典:YouTube

そして手をピンとさせレコードを擦る仕草をして「ドゥクドゥク」とかやったり、マイクを使って「ヨー!チェケラッチョ!」とか言っておけば誰にでもわかりやすいですからね。
たしかに以前ディスコが流行っていた時代には、そういうスタイルのDJがアイコンだったのかもしれません。

きっとイメージが変わる!? 今のDJは以前のイメージと全然ちがうんです

以前のDJ機材↓

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今主流なDJ機材↓

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ターンテーブルの上にレコードを置いて針を落とし、俗に言う「ドゥクドゥク」とレコードを擦ってDJしていた時代は幕を降ろすことに。
今はテクノロジーが進化し、時代の主流はアナログ式の「ターンテーブル」からこちらの「CDJ」という機材へ変わりました。

そして今世界的にDJと言ったら、曲と曲を繋いでいくDJよりも、曲を作っているサウンドプロデューサー・トラックメーカーのことを指すケースがほとんど。
「DJスキルの高さ・選曲のセンスを見たい」というお客さんのニーズももちろんありますが、「そのDJの作った曲を本人が流すのを聴きたい」というDJの”ライブアーティスト”的な側面が強くなってきたんです。

だから「ヨー!チェケラッチョ!」などと言っているDJはもう誰一人いません (もしいたらちょっと恥ずかしい)。

DJの格好もクラブに来てるお客さんと同じように、オシャレだけど大衆的になりましたね。
(海外のDJは黒い無地のTシャツに黒いパンツというシンプルな格好が多いくらい)

クラブというみんなにとっては遊びの場所ではあるけれど、エンターテイメントの職業として誇りを持ってDJをやっている人がほとんどです。
夜型の生活をしてチャラチャラDJしていると思われがちですが、そこは断固否定したいポイントなんです。

クラブにいる若い子に今「DJの真似をしてください」って言ったら、「ヨー!チェケラッチョ!」よりも、多くの人はEDMフェスのステージに立つようなDJの真似をするでしょう。
ジャンプしたり、両手をあげて左右に「ヘーイ!ホー!」とやったり、とても熱いものを触るように無数にあるミキサーのつまみをいじったり笑

世界で今一番人気なDJはこの人!

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Martin Garrix (マーティン・ギャリックス) というオランダの21歳のDJ、彼は2年連続でDJの人気ランキング「DJ MAG TOP 100 DJs」で1位に君臨しています。

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どうでしょう、この写真を見るだけでもDJのイメージが変わる読者さんいるんじゃないでしょうか?このくらい格好は大衆的です。

実際クラブってどんなところ?

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ここまではクラブに行ったことがない人が勘違いしがちなクラブのイメージ、偏見例をご紹介してきました。

「クラブについていろいろとわかってはきたけど、でも最初の一歩がどうしても踏み出しにくい…」

という方のために、クラブに入るまでの順序と実際の中の雰囲気をご紹介します!
今回は東京・新木場にあるSTUDIO COASTで開催されているageHaという日本最大級のクラブイベントにご協力いただき、ショートムービーも制作したので合わせてご覧ください↓

1.) IDチェックをします

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まずはあなたが身分を証明できる人なのかをチェックするために、顔写真付き身分証明書 (生年月日記載) の提示を求められます。

オールナイトイベントの場合、20歳未満は入場不可な店がほとんどなので、ここで年齢も見られます。
ここで服装チェックもあり、あまりにもパーティーの雰囲気にそぐわない格好 (ジャージや男性のサンダルなどカジュアルすぎる格好) をしている方は入場を断られる場合がありますのでご注意を!

2.) キャッシャーで入場料を払います

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そのクラブによってイベントごと、曜日ごとに入場料がちがうケースがあるので事前に確認を!
出演DJやスタッフに知り合いがいてディスカウントゲストを取ってもらっている場合はここで申告します。

3.) ロッカーに荷物を預けます

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コインロッカー or クロークに荷物を預けます (鍵はなくさないように)。

4.) セキュリティチェックを受けます

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危ないものを持ってないか、セキュリティが手荷物と全身をチェックします。
液体類・飲食物は持ち込めません。

また雨の日であってもクラブの中に傘は持ち込めません、外の共有の傘置き場に預けます。
(誰が持ってくかわからないので高い傘はクラブに持ってこないようにしましょう)

5.) やっとクラブの中へ!

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クラブに入るまでの工程はここまで、あとは思いっきり楽しむのみ!
クラブには色々な楽しみ方があり、お客さんに楽しんでもらうためにクラブ側は日々取り組んでいます。

ダンスフロアでDJ・アーティストによるパフォーマンスを楽しんだり!

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海外アーティストとファンが触れ合えるミート&グリートがあったり。

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セクシーなGoGo Dancersのダンスを見たり。

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友達と一緒に楽しむもよし。

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その日その場所で新しく知り合った人とも仲良くなるもよし。

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バーでお酒を楽しむもよし。

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音楽とその空間演出に酔いしれるもよし。

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まとめ

「日本のナイトクラブに行ったことがないという方にクラブの今を知ってもらいたい」という思いから、クラブに入ったらどのような世界が待っているかをご紹介してきました!

今のクラブは日々進化していて、以前の日本のクラブやディスコのイメージとはかなり変わりました。
海外のトップクラブにも引けを取らないエンターテイメント性や演出技術を追求してきました。
そして風営法の改正実現を夢見て、どのクラブもより健全でクリーンなクラブを目指して頑張ってきたんです。

クラブを愛する多くの人たちがクラブをよくしようと動いてきた軌跡がたしかにあり、それを伝えるのがDJ HACKsの役目だと思っています。
この記事を読んで一人でも多くの方がクラブに興味・関心を持って足を運んでいただけることを願っています!

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WRITER
DJ SHOTA
“DJとお客さんの架け橋になる” そんな思いを込めてスタートしたDJ HACKsがいつの間にか月間60万PVを達成。Googleでの「EDM」検索順位1位と絶大な支持を集めるようになっていった。 そしてDJ HACKsの成長と共にDJ SHOTAは2015年夏、DJ歴2年という異例のスピードで世界でも最大規模の野外フェス「electric Zoo Beach Tokyo」へ出演を果たす。 さらに2015年リリースしたEDM BEST MIXはiTunesチャート2位を記録するなど勢いを見せた。 2016年1月にはメイドインジャパンの国内最大EDMフェスティバル「electrox」にて若手ながら単独でオープニングアクトに大抜擢され一躍注目を集めた。 DJ HACKsでのあらゆる音楽を追求する姿勢はプレイスタイルにもダイレクトに反映され、まさに架け橋の如く様々なジャンルの”GOOD MUSIC”を繋いでいく。そのオープンフォーマットなスタイルを武器に多様なお客さんを踊らせ続け現場での支持率も急上昇中である。 DJとして音楽をプレイし、ライターとして音楽の良さを伝える、まさに次世代型ともいえるクロスオーバーはすべてにおいて新しく、未知なる可能性を秘めたDJ SHOTAの活躍に今後目が離せない。
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