TOP > インタビュー > 【後編】BABY-T&JapaRoLLにインタビュー!新曲『Minotauros』に込められた2人の想いとは!?

2016.03.11(Fri) DJ SHOTA インタビュー

【後編】BABY-T&JapaRoLLにインタビュー!新曲『Minotauros』に込められた2人の想いとは!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本のクラブ・フェスシーンをルールし続ける次世代のカリスマ・BABY-T
海外のスターDJから楽曲が認められ、孤高のサウンドプロデューサー・JapaRoLL

日本が生んだ2人のライジングスターがコラボし、新曲『Minotauros』を発表。

リリースの情報をいち早くキャッチしたDJ HACKsは、スタジオでの楽曲制作現場に潜入し、インタビューすることに成功しました!

“日本全国のクラブをジャックするビッグアンセム”を意識したという新曲の誕生秘話に迫ります!

BABY-T&JapaRoLLにインタビューしてきました

5.) おもしろエピソードをふりかえる

➖➖➖楽曲の制作過程で、何かおもしろエピソードみたいなのってありましたか?笑

BABY-T「楽曲制作の作業でおもしろエピソードなんてあるわけ… あ、あるわ。笑」

SHOTA「えええ!笑笑」

babyt_japaroll4

BABY-T「おもしろエピソードあります笑 とある日に、これでじゃあもう完成ですってなったときに、オレがキックの部分をちょっと変えたいかもしれないって思ったんですね。実際にクラブでかけてみてテストプレイしたときに、キックもうちょいなじませたいから、「このキックどう?」ってサンプルをJapaに送ってみたところから起こったんですね。「これでマスタリングしてみてください」って送ったら、Japa選手は気が効くんで3パターンに分けて送ってくれたんですよ。オレが選びやすいように。」

SHOTA「おお、それはいいですね!」

BABY-T「”BABY-T_JapaRoLL_Minotauros_1″から3まであって、Japaは1はこうです、2はこうです、3はこうですって自分の感想もそれぞれ入れててくれてて、あとは実際にクラブでかけてみてどうかとか、BABY-Tさんが聴いてみてどうかとかで、間とりましょう!みたいな。」

SHOTA「なるほど。」

BABY-T「そしたら、どこ探してもそのファイルがないんですよ。「1,2,3ってどれなんだろ?」って思ってたら、ファイル名の端っこ見たら。”(日)”、”(月)”、”(火)”って書いてあったのね。」

SHOTA「それってもしや、、、笑」

BABY-T「そう、JapaRoLLがオレへのあてつけで、これキックなじませるの結構大変で、日曜日1パターンしか完成しなくて、しょうがないから3つやって、3日間もかかったぞこのやろー!ってオレに気づかせるためにこういう名前にしてんのかなって勘ぐっちゃって笑」

JapaRoLL「笑笑笑」

BABY-T「それでメールで「本当ごめんね、結構大変だったでしょ?Japa忙しいのに日曜日から火曜日まで時間とらせちゃって本当ごめん。」って言ったら、Japaは「え、なんですかそれ?」って言うからさ!あとからわかったんだけど、あれはただの文字化けだったっす笑」

JapaRoLL「ハハハ笑笑」

BABY-T「Japaってこう見える通り、好青年じゃん?なのにこういうことを含ませるような伝え方してくるんだって笑」

JapaRoLL「それめちゃめちゃいやらしいやつじゃないすか!笑 でも相当おもしろかったんで、それを新曲のジャケットにしましょうくらいの感じで笑いましたね笑」

6.) 楽曲をつくる上で意識したこと

➖➖➖ぼくがこの曲を聴いてみて、お2人のエッセンスというか特徴がすごく前面に出ているなといったイメージだったのですが、この新曲をつくるにあたって意識したことってありましたか?

JapaRoLL「さっきも話に出てきたんですけど、BABY-Tさんとぼくの両方の色が融合すればいいなっていうのが当初からあったので、まずそこは大事にしてましたね。あとは、実際全国のクラブで全国のDJさんたちにヘビープレイしてもらえるような楽曲というのを目指して作り始めました。そういった部分を意識して音色選びだとか、ブレイクの部分でも細かいところを気にして作ったっていうのがありまして。楽曲を聴いてもらえればわかるんですけど、いくつかドラムパターンが入っていて、BABY-Tさんの方から「こういうリズムでドラムを鳴らしたらおもしろいんじゃないか」と提案をもらって。はじめぼくが聴いていたときにはそのアイデアが出てこなかったんですけど、アイデアと音源のサンプルを一緒に送ってくれて実際にはめ込んでみたら、「このリズムパターンいいな!」みたいな。そういう打ち方だと曲のブレイク部分でもクラブでこの曲を聴くお客さんが手を叩いたりだとか、リズムを踏みやすかったりするんですよね。いい意味で、”ブレイクがブレイクじゃない”。DJにとってはお客さんとコミュニケーションをとれるような曲って大事だと思うんですけど、そういうところまで気にして作りました。だから、全体的に踊れる1曲になってるんですね。」

SHOTA「というと、クラブDJ歴の長いBABY-Tさんが今までの経験から考えたアイデアを持ち寄って生まれた化学反応、って感じですかね?」

BABY-T「そうそう、ドロップでバーンって抜いてブレイクのコード聴かせるみたいなパターンってプロデューサーの人たちがやりがちなんだけども、オレはやっぱりコール&レスポンスのくだりとか、クラブでお客さんの足をいかに止めないかみたいなところをいつも意識してるから、そこがうまくコラボによって融合したのかな。」

SHOTA「DJが使いたがる曲、みたいな?」

BABY-T「そう、DJが使いやすいような曲だね。それをどんどん形にしったような。DJユーズっていうか、クラブでも本当かけやすいと思いますし。最近のDJの人って「EDMのドロップだけ好き」みたいな人が多いと思うんですけど、ブレイクも含めて1曲として楽しめる曲になってます。しかも長すぎないし、っていう。」

SHOTA「なるほど、、、ユーザーはなかなか気づきにくいと思うんですけど、そんな意図が隠されていたんですね。」

BABY-T「DJのみなさん、この曲をマッシュアップに使わないでね。笑」

JapaRoLL & SHOTA「ハハハ笑笑」

BABY-T「マッシュアップしてブレイクの部分カットみたいなのはさみしいので。笑」

SHOTA「たしかにAbleton Liveなんかを使って自分でエディットできる人なんかは、簡単に曲の構成変えられちゃいますもんね!」

BABY-T「そう、でもマッシュアップしなくてもこの曲はフル尺でいけるようになってますので!笑」

JapaRoLL「その通りです!笑」

BABY-T「アカペラとか、歌は自由に乗っけてくれて結構です。でも、いきなりドロップだけ使うみたいなのは、かなしいっす。笑」

7.) なぜ新曲をプログレッシブ・ハウスにしたのか?

➖➖➖個人的に気になっていたことなんですけど、全国のクラブでヒットするような楽曲を目標にしたときに、プログレッシブ・ハウス路線でいこうと思った理由ってあったんですか?

JapaRoLL「理由としては、日本のクラブシーンのことを考えてみて、そこに近づけてみたっていうのがありまして。“シンプルだけど奥が深い”っていうコンセプトをイメージして、さっきのドラムパターンもそうなんですけど、ドロップのメロディなどわかりやすくて耳に残りやすいキャッチーなサウンドにしてみました。」

BABY-T「難しいことをやってシーンより先に行き過ぎても、一部のDJの人にしか刺さらなかったらそれはオレたちにとっての狙いとはちがったところにいっちゃうんで、多くの人に愛してもらえるような曲をってことで、プログレッシブにしてみました。曲はかけてもらって、聴いてもらってなんぼなんで。「オレたちがこんなかっこいい曲つくったのにみんなわかんないならそれでいいよ」っていうのは、この曲に関してはちょっとちがうのかなみたいなところがあって。プロデューサーをやってる以上、そういう難しいことを狙った曲ももちろんあるんだけどね。」

SHOTA「やっぱりクラブでヒットする曲って、わかりやすいがまず第一で、あとは耳に残りやすいとか大多数の人に愛されるとかっていうのがありますもんね。」

BABY-T「そうだね。あとは、リスナーのみなさんが「BABY-TとJapaRoLLがコラボ、、、うそでしょ!?」ってなったときに、かっこいいサウンドとして提示できるようなものじゃないと、その意味がないかなって思うのでね。こういう音に最終的になりました。」

8.) 『Minotauros』にかけた2人の想い

BABY-T「この曲”Minotauros”っていうタイトルなんですよ。「タイトルどうしよっか?」ってやりとりをしてたときに、曲調的にはメロディもビートの感じも”下から上に突き上げてくる”っていうのがあって、「やっぱ”鬼がわら”よりは、”ミノタウロス”かな?」ってなりました笑」

SHOTA「おにがわら!笑」

BABY-T「そう、鬼がわらもこうやって上に突き上げるイメージじゃん?それよりは英語のミノタウロスかなって思って笑」

SHOTA「そうですね、世界共通語ということで、、、笑 っていうことはもしかして曲をつくってるときにも心のどこかで”鬼がわら”を意識していたということですか?笑」

BABY-T「意識したというか、最終的には鬼がわらだった、みたいな!笑」

JapaRoLL「そうなんですよね、ふたを開けたら鬼がわらだったんです!もともと狙ったわけじゃなくて笑」

BABY-T「でもまあほら、タイトル聴いてイメージしやすい方がいいのかなって。ミノタウロスっていうと闘志あふれる感じで。サウンドデザインもそうだし、曲調もそうだし。」

SHOTA「リスナーの方にはどういうシーンで聴いてほしいですかね?」

BABY-T「どういうシーンと言われましても笑」

SHOTA「苦笑」

BABY-T「あ、でも、間違いなくだめなのは、寝る前だね!寝る前に聴くのはやめましょう笑 寝る前に聴くとたぶんツノ生えてきちゃうんで、、、笑」

IMG_9416

SHOTA「わかりました笑 リスナーのみなさん、テンションを上げたいとき、ワークアウトのときなどにツノを生やして聴いてください!以上でインタビューを終えさせていただきます。どうもありがとうございました。」

BABY-T & JapaRoLL「ありがとうございました。」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

icatch

thumbnail

この記事が気に入ったら
いいね!しよう


DJHACKsの最新情報をチェック!

Twitter、Facebookで最新情報発信中!


Mixcloudで最新MIX配信中!
WRITER
DJ SHOTA
“DJとお客さんの架け橋になる” そんな思いを込めてスタートしたDJ HACKsがいつの間にか月間60万PVを達成。Googleでの「EDM」検索順位1位と絶大な支持を集めるようになっていった。 そしてDJ HACKsの成長と共にDJ SHOTAは2015年夏、DJ歴2年という異例のスピードで世界でも最大規模の野外フェス「electric Zoo Beach Tokyo」へ出演を果たす。 さらに2015年リリースしたEDM BEST MIXはiTunesチャート2位を記録するなど勢いを見せた。 2016年1月にはメイドインジャパンの国内最大EDMフェスティバル「electrox」にて若手ながら単独でオープニングアクトに大抜擢され一躍注目を集めた。 DJ HACKsでのあらゆる音楽を追求する姿勢はプレイスタイルにもダイレクトに反映され、まさに架け橋の如く様々なジャンルの”GOOD MUSIC”を繋いでいく。そのオープンフォーマットなスタイルを武器に多様なお客さんを踊らせ続け現場での支持率も急上昇中である。 DJとして音楽をプレイし、ライターとして音楽の良さを伝える、まさに次世代型ともいえるクロスオーバーはすべてにおいて新しく、未知なる可能性を秘めたDJ SHOTAの活躍に今後目が離せない。
関連記事