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2016.03.10(Thu) DJ SHOTA インタビュー

【前編】BABY-T&JapaRoLLにインタビュー!新曲『Minotauros』に込められた2人の想いとは!?

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日本のクラブ・フェスシーンをルールし続ける次世代のカリスマ・BABY-T
海外のスターDJから楽曲が認められ、孤高のサウンドプロデューサー・JapaRoLL

日本が生んだ2人のライジングスターがコラボし、新曲『Minotauros』を発表。

リリースの情報をいち早くキャッチしたDJ HACKsは、スタジオでの楽曲制作現場に潜入し、インタビューすることに成功しました!

“日本全国のクラブをジャックするビッグアンセム”を意識したという新曲の誕生秘話に迫ります!

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BABY-TとJapaRoLLって!?

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まず最初にみなさんが知っておきたい、お2人の経歴・実績を簡単にご紹介!

BABY-T

・DJのスキルを競う大会「burn WORLD DJ CONTEST 2014」のジャパン・ファイナリスト (5人のうちの1人)。
・東京を拠点に、全国のクラブにもゲストで呼ばれる今引っ張りだこのDJ。
・国内最大級のEDMフェスであるelectrox (2014年から2016年まで3年連続出演)、electric zoo Beach TOKYO 2015に出演。
・楽曲制作にも精力的に取り組み、デビューシングル『Ready For Action』は世界的スターラッパーのFatman Scoop、そしてJ-POPの人気グループ「AAA」の日高光啓ことSKY-HIをヴォーカルに取り入れ、話題となった。

JapaRoLL

・同じく「burn WORLD DJ CONTEST 2014」のジャパン・ファイナリスト (5人のうちの1人)。
・静岡県・浜松を拠点に、楽曲制作を行っているサウンドプロデューサー。
・2014年、世界で活躍する女性DJ・Juicy M主宰の「JUMMP RECORDS」とアーティスト契約を結び、『Guitar Freaks』をリリース。
・2015年にリリースした『Ascalon』は、あのHardwellやDannic、Ummet Ozcanら海外のスターDJたちからサポートを受け、日本人プロデューサーとしては初の大偉業を成し遂げた。

BABY-T&JapaRoLLにインタビュー

1.) 2人が知り合ったきっかけ

➖➖➖それでは、よろしくお願いします!(SHOTAが噛みすぎて3テイク目w) まず、お2人が知り合ったきっかけってなんだったんですか?

BABY-T「2014年に、burn World DJ Contestっていう、コカ・コーラ社のエナジードリンク主催のDJコンテストがあって、それをきっかけに出会いました。ぼくたちは予選を勝ち抜いて準決勝で初めて会ったんだよね?」

JapaRoLL「そうですね。そこが初めて。」

BABY-T「準決勝のときは、2000人の中から10人くらいが残って、それからその準決勝も勝ち上がって5人のファイナリストに選ばれたってとこからだよね。」

➖➖➖決勝の時はなにかお話されていたんですか?

BABY-T「あのね、決勝の前にブートキャンプっていうファイナリストだけが残って強化合宿みたいなのが1泊2日であったんですよ。それまではオレに関しては対戦相手を見る余裕がなくて、とにかく自分との戦いだぜっていうのがあったんだけど、ブートキャンプのときは敵っていうよりも仲間って感じで。じゃないと、精神的にやられちゃうみたいな、おそろしいプレッシャーだったんだよね?笑」

JapaRoLL「そうそうそうそう笑」

BABY-T「でその時にね、JapaRoLLが会場に現れたんですよ。やけにインテリな人がきたなーと笑 ほら、すっとしてるじゃん?笑 すげー頭もよさそうだし、内に秘めたる闘志みたいなのあるし。でもオレは前日クラブの現場でDJしてたんで、若干具合悪い感じで「おはようございまーす」みたいなテンションで行ったんですよ。今見てもらえればわかるんですけど、対照的な2人です笑」

➖➖➖JapaRoLLさんはBABY-Tさんに対してどうですか?

JapaRoLL「ぼくも同じで、ブートキャンプのときに出された課題っていうのが、なかなか過酷で。それまでは自分のことだけで精一杯だったんですけど、でも課題を突きつけられた時に、「ちょっとこれやばすぎない!?」って空気が流れ、「みんなでどうにかしていかなきゃいけないと心折れるんちゃうか!?」みたいな笑」

BABY-T「そこで初めて、この5人で結託してがんばろう!ってなって笑 小室哲哉さん、☆Taku Takahashiさん、Ken Ishiiさんとか世界的なメンターの人たちの講義を受けて、その日の夜にね、m-floの『Find A Way』っていう曲のリミックスを1日で作りなさいと。翌日評価するからねって言われて。」

BABY-T「そういう時に、JapaRoLLさん、課題が強烈だからみんなで仲間意識持ってって言ってるんですけど、やっぱり作曲に関しては日本トップクラスなんで、もう早く終わらせてぐーぐー寝てましたね笑笑 オレはまじで、2分しか寝てないです!笑 Japaさんは相当寝てたでしょ?笑」

JapaRoLL「って思うじゃないですか!? みなさんPCのラップトップを持ってきてて、ホテルで作業してたんですよ。ぼくその時ラップトップなかったので、家からデスクトップを持ってったんですよ笑 めちゃめちゃ大きい笑 これ30キロくらいあるんちゃうかみたいな笑 デスクトップに振動与えちゃだめだって気にしながら会場入りして。まずデスクトップの接続からむずかしいんですよ笑 ちゃんと起動するかなって。ぼくもそういう課題をなかなかチャレンジしたことがなかったので、しかも普段ぼくが作っていたダンスミュージックとは若干テイストのちがうようなリミックスだったのでね。新鮮な気持ちもありつつ、手探りなところもあったので、結構時間かかりましたよ?」

BABY-T「いや、絶対ぐっすり寝てたよ!笑 そういう過酷な日だったんすよ。」

➖➖➖そういう過酷な日を一緒に乗り越えて、絆が生まれて?

BABY-T「そうですね、くわしくはYouTubeで「burn World DJ Contest 2014」で検索するとオレたちの頑張りが出るぞ!」

2.) 新曲『Minotauros』を作ることになったきっかけ

➖➖➖絆が生まれたということだったんですけれども、今回、お2人がコラボして新曲『Minotauros』をリリースするに至ったきっかけって何だったんですか?

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BABY-T「僕がアルバムを実は2016年の夏にリリースする関係で、どうしてもJapaRoLL選手と何か一緒に曲を作りたいなって思ったんです。実は1年くらい前に、別のあるアーティストさんと3人で1曲作ろうって言ってたんですけど、残念ながらタイミングの問題でその時は実現に至らなくて。今回は「JapaRoLLと俺で日本中でバズる (流行る) ような曲をやらないか」って俺から声かけさせてもらって、Japa選手が快諾してくれたっていう流れです。」

➖➖➖やっぱりこのお2人がコラボするっていうだけでも、日本中のDJたちが注目すると思うんですけども、、、?

BABY-T「やっぱりJapaは世界でも注目されている日本のプロデューサーだし、俺は日本のクラブシーンの本当広いところでやってるDJだし。今までだったら (こういう異なるフィールドで活躍する2人のプロデューサーがコラボすることって) なかなかありえなかったんですけど、今はそれを1つにする時代かなと。」

BABY-T「Japaもいつかtwitterで言ってたけど、日本人のプロデューサー同士で敵対してる場合じゃないでしょ、みたいな。そこらへんやっぱすごいなっていうか、そこらへんの話を俺もJapa選手から聞きたいなと思ってるので、1回インタビュワー側に回ってもいいですか(笑)」」

➖➖➖ハハハハハ!(笑) ぜひお2人の対談形式でよろしくお願いします!

(ここからいきなり、BABY-TさんとJapaRoLLさんの対談がスタート笑)

3.) プロデューサーとして大事にしている姿勢

JapaRoLL「いやでも本当そうで、僕はやっぱりプロデューサーがベースのDJなんで思うのですが、ダンスミュージックの中でも何か微妙にちがうスタイルのプロデューサーでも、曲を通して1つになれる。作品として形にしてアウトプットしたときに、それを聴いた人たちとか、日本全国のDJさんたちへのメッセージ性があればいいなと。今はいろんなDJの人がいますし、曲を作るプロデューサーもいろいろ増えてきて、みんな結構「自分が、自分が、、、」ってなってしまうと思うんですけども、でももうちょっと広い目で周りを見てみたときに、ヒントだったりだとか、サポートしてもらえる仲間がいたりだとか、同志がいたりだとかすることがあるんで。細かいことは気にせず、一つの音楽として捉えて、とにかくおもしろいことをやっていくと、すぐに結果が出なかったとしても数年後にあのときあれをやっててよかったって思えるようになるんでね。なので、新しいものにどんどんチャレンジしていきたいなっていうのは僕自身あります。今回はコラボという形で1つ作品を出せるということなので、すごく楽しみ。どういう反応が起きるのかなって。あとは僕らにとってもある意味”変化のツール”にもなるのかなと思いますね。」

BABY-T「今までってやっぱさ、曲を作るプロデューサーの人はプロデューサーとしてすごく誇り高き存在だし、DJはDJとして誇り高き存在で、プロデューサーとDJがミックスアップすることってなかなかあり得なかったんだ。でも2016年って特に風営法が変わって、ダンスミュージック自体が大きなムーブメントになりかけてるときに、(両者が) バッティングしてる場合じゃないでしょっていうのがあって。新しい時代を切り開いていく俺たちがやることによって、何か生まれるんじゃないかなってJapaRoLL選手とも共感する部分があったのね。まさに俺がJapaとのやりとりで一つすごく勉強になったのが、某超有名EDMトップスターのマスタリングエンジニアの人とJapaは普通にやりとりしてるわけよ!それって海外ではごく普通のことで、日本だけなんですよこんな難しい感じなのは。っていうのを教えてもらって。海外って本当にフラットな姿勢が当たり前ってことなんでしょ?」

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JapaRoLL「そうですね、海外のトップDJの人だったり、その周りでサポートしている、それこそマスタリングエンジニアやミキシングエンジニアの人だったりとかって、やっぱり日本にいると何か遠い存在に思えるかもしれないんですけど、日本からちょっと目をそらして海外のフィールドに目を向けてみると、実際そこまで遠い存在じゃないっていうのがわかるんですよね。みんなフラットに接してくれますし、向こうは”助け合う”っていう精神がすごく強くて。そういう機会に触れてるので、僕も日々勉強させられてますね。海外の人間を通して、「ああ、こういうことしないといけないな。こういうところが今日本に足りないな」って。そういった部分も今後は、曲以外の部分でも少しずつ日本で何かできたらいいなっていうのはありますね。僕らだけの世代だけじゃなくて、もっと下の世代のプロデューサーさんだったりとかもちろんDJの方たちだったりとか。そういった人たちがより良いものを作って、新しいことにチャレンジできるような環境づくりをして、シーンが1つになれればなと。」

➖➖➖この曲に秘められたメッセージっていうのは、「日本のダンスミュージックシーンをより良くしていきたい」、いわばシーンにおける”ゲームチェンジャー”的な新曲になってるっていうことですね?

BABY-T「その通り。最近のJapaRoLLに関してはもうすごいでしょ!だって、Hardwell… Hardwell On Air (毎週更新されるネット上のミックスショー) で自分の曲が流れてるんだよ?大快挙ですよね?!」

➖➖➖たしかにそうですよね!僕はDannicのミックスショーに取り上げられたと聞いたときにもうすでに「日本人で一人ずば抜けてるなーすごい」ってなりましたけど!

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BABY-T「そのJapaRoLL本人がさ、実はこういう風なフラットなスタンスなんだなって、みんなで助け合おうていうさ。そういうスタンスをJapaも日本にシーンに広めていければなって思ってくれてることもすばらしい。こういうアーティストが一人でも多くいるといいよね。俺も自分だけ良ければいいってよりかは、みんなもそうだし下の世代がもっと一気に隆盛してくるくらい、全体でデカくなろうよっていうのがポリシーとしてあるから。そう思ってる人が一人でも増えてくれば、日本のダンスミュージックシーンだけじゃなくて、クラブミュージックっていうカテゴライズにおいてすごくおもしろい動きが生まれるんじゃないかなって思いますね。」

➖➖➖日本の現在のシーンに対して、見ているところがお互いに共通していたということですね!

4.) 曲を作るにあたって交わされた2人のやりとり

➖➖➖コラボするが決まってからどのようなやりとりがあったんですか?

BABY-T「実際の制作のやりとりに関しては、住んでいる場所も離れているので、一緒にスタジオに入ってセッションというよりは、ウェブ上でやりとりする方が多かったです。最初のメールのやりとりとしては、ブレイクのピアノコードとかドラムのパターンに関しては基本的にオレ (BABY-T) が担当して、じゃあドロップはJapaRoLLが担当でって形でやろうと。

➖➖➖コラボっていうのはそういう風に分担制で作るもんなんですか?

JapaRoLL「人によってちがうんですけど、一緒にスタジオに入ってやる場合もあるし、でも基本的にはスカイプとかメールとかでやりとりして残りの1日、2日で集まっちゃって完成させるみたいな形が主流ですかね。」

BABY-T「じゃないと、EDMシーンで今あるようなあんなに多くのコラボは生まれないっていうか。」

SHOTA「そうですよね、海外のコラボっていったら国籍が全然ちがう人たちがぽんぽんリリースしていますもんね。ネット一つで。」

BABY-T「音色などサウンドデザインに関しては相談しつつ、お互い精査してみたいな感じで。やっぱりJapa色になりすぎてもダメだし、オレ色になりすぎてもダメだしっていうので、いいところが出し合えるようなラインの見極めっていうのが大事でした。」

➖➖➖制作過程で、何かおもしろエピソードみたいなのってありましたか?笑

前編はここまで

前編はここまでです、後編に続きます!

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WRITER
DJ SHOTA
“DJとお客さんの架け橋になる” そんな思いを込めてスタートしたDJ HACKsがいつの間にか月間60万PVを達成。Googleでの「EDM」検索順位1位と絶大な支持を集めるようになっていった。 そしてDJ HACKsの成長と共にDJ SHOTAは2015年夏、DJ歴2年という異例のスピードで世界でも最大規模の野外フェス「electric Zoo Beach Tokyo」へ出演を果たす。 さらに2015年リリースしたEDM BEST MIXはiTunesチャート2位を記録するなど勢いを見せた。 2016年1月にはメイドインジャパンの国内最大EDMフェスティバル「electrox」にて若手ながら単独でオープニングアクトに大抜擢され一躍注目を集めた。 DJ HACKsでのあらゆる音楽を追求する姿勢はプレイスタイルにもダイレクトに反映され、まさに架け橋の如く様々なジャンルの”GOOD MUSIC”を繋いでいく。そのオープンフォーマットなスタイルを武器に多様なお客さんを踊らせ続け現場での支持率も急上昇中である。 DJとして音楽をプレイし、ライターとして音楽の良さを伝える、まさに次世代型ともいえるクロスオーバーはすべてにおいて新しく、未知なる可能性を秘めたDJ SHOTAの活躍に今後目が離せない。
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