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2016.09.24(Sat) DJ SHOTA ニュース

世界No.1音楽ストリーミングサービス「Spotify」、やっと日本でも利用可能に!?

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日経から「7月にやっと上陸!」とニュースがでたSpotifyですが、8月になっても利用できないまま…
「おいおい、来る来る言っといて一体いつになったら日本に来るんだよ」
って思ってたところで、9月29日にSpotify社のCEOが登壇する発表会が開催されると報じられました!

アクティブユーザーが1億人以上、有料会員が4000万人を超えるスウェーデン発の音楽ストリーミングサービス「Spotify」がついに!ついに!上陸することになりそうです。

spotify

出典:YourEDM

ソース: マイナビニュース

Spotifyは今まで日本で使えなかった!?

Availability   Spotify

(この画面はSpotifyのページに入るとお決まりの、「あなたの国では使えません」というメッセージ。)

音楽ストリーミングサービスの「Spotify」(読み方: スポティファイ) をみなさんご存知でしょうか?

まず音楽ストリーミングサービスとは (「サブスク (サブスクリプション)」とも言われる)、定額を払うことでそのサービスの提供している音楽がすべて聴き放題というものです。
では、世界にはどんな音楽ストリーミングサービスがあるのか?

欧米 = Spotify, Apple Music, Google Play Music, Amazon Prime Music
日本 = AWA, LINE MUSIC

同じ音楽ストリーミングサービスでも、こんなにあるのです。競合ってやつですね。
これらのサービスが出てきたおかげで、音楽を”所有”する時代から、”アクセス=利用”する時代へと変わりつつあります。

さて、Spotifyの話に戻りますが、音楽ストリーミングサービスの中でも世界No.1のシェアを持っています。
簡単に言うと、この中で世界で一番利用者が多いサービス、ということです。

アクティブユーザーが世界に1億人以上、有料会員 (月額10ドル=約1000円ほど) が4000万人を突破しました。

なんで日本で使えなかったんだ!?

「世界で一番便利な国、日本がなぜSpotifyを使えないんだ!?」

と流行りに敏感な日本人の方は思うでしょう。

2012年の記事ですが、興味深いものがあったのでこちらを参照してください。
連載第20回 取り残される日本 Spotifyのジャパン・パッシングはなぜ起きたか

1.) 世界の4大メジャーレーベル (ユニバーサル、ソニー、ワーナー、EMI) が世界では7割のシェアを占めているが、日本では36%しかシェアを持っていない (日本での影響力が弱い)。
2.) 4大メジャーレーベルのうちの1つ的には、日本でSpotifyを展開すると不都合になる。

記事の中ではこの理由が取り上げられていますが、まあ日本の音楽市場がかなり特殊だというのは私たちも想像できます。
音楽市場の規模的には日本とアメリカがダントツで2強状態にあるのに、4大メジャーレーベルのシェアが30%というわけです。
日本の音楽市場がいかに自国だけで成り立ってきたかということがすぐわかると思います。

ぼくが実際に音楽ストリーミングサービスを使って一番ネックだったのは、「音源がない」ことでした。
先に定額払ってるのに聴きたい音源がないと、「え…うそでしょ??」となってしまいますよね。

かなり基本的な話ですが、楽曲はそれぞれ管理・所有しているレーベルがあります。
楽曲がリリースされるとき、「◯◯レコードから出ます」みたいな言い方よく聞くと思いますが、リリース元のレーベルが音源を持っているんです。
その音源をサービスで使いたいってときには、その所有するレーベルの許可がないと使うことが許されない、ということ。

だから音楽ストリーミングサービスを運営するのってかなり大変!
実はSpotifyはすでに前から日本法人を設立済みなのですが、サービスは利用できない状態でした。

でも抜け道として、日本からSpotifyを聴く方法もネットでは紹介されています。
「Spotify 日本」で検索すると、その手のまとめ記事がいっぱい出てきますね。
今までこの裏技を使っていたという方も多いのでは?

2016年7月、Spotifyが日本で使えるようになる!?

spotify_listen

出典:YourEDM

やっとです。やっと、あの「この国では利用できません」のメッセージを見ることがなくなるわけです笑
音楽レーベル関係者による話では、2016年7月の国内ローンチが予定されているそうです。
(昨日Yahoo!ニュースに出てかなりバズってました)

では、Spotifyが使えるようになると私たちダンスミュージックファンはどんな恩恵を受けることができるのでしょうか?

1.) 有名DJやアーティストの選んだプレイリストが聴けるようになる!

DJ HACKsでは、こういう記事をたまに取り上げています。

Avicii本人が選ぶ!今お気に入りのEDM・20曲【Spotify】

これはAviciiがSpotify上で、自分の好きな曲をいくつか選んで1つのプレイリストをつくったというニュース。
それをユーザーは自由に見ることができて、「あ、Aviciiってこういう曲好きなんだ」って知ることができます。

Aviciiをはじめとした、いろいろなアーティストが作成したプレイリスト、かなり気になりませんか?

さらに、これはDJ HACKsのようなウェブをやっている人間からしたらありがたい話なのですが、プレイリストをウェブページに埋め込むことができるようになるわけです!
どういうことかというと、そのウェブページ上で、プレイリストを表示させてそのまま聴けるようになるということ。
楽曲紹介をするときにプレイリストという形でひとつにまとめられたら、超便利なのです。

2.) Spotify限定の音源が聴けるようになる!

これまたラッキーなのは、Spotify限定で公開されている音源が聴けるようになるんです。

最近だと、LidoとHalseyがSpotify限定で『Tokyo, Narita (Freestyle)』という楽曲を発表しました。
LidoとHalseyカップルが、しかも日本の東京、しかも成田をテーマにした曲を出したのか!?と気になりましたが、残念ながら日本では利用できないSpotifyでしか聴けないとのことで。。

あとは、Spotifyで先にプレビューを発表するというケースも多いような気がします。

それが聴けるようになるのはデカイ!!

3.) ダウンロードするにはSpotifyへのログインが必要です、と言われる楽曲が手に入る!

これはSoundcloudを普段利用している方には、ドンピシャで「わかる」と言われそう。笑

Soundcloud上でフリーダウンロードで公開されている音源をよくDJ HACKsでも紹介しています。
一発クリックでダウンロードできるオフィシャル音源もあれば、著作権の問題でダウンロードサイトを間にかませないとダウンロードできないようになっている音源があります (後者はオフィシャルではないリミックスやブートレグなど)。

Tonedenやhiveなどのダウンロードサイトの指示に従ってダウンロードをするのですが、これらのサイトの手順として一般的なのが、

1.) まずSoundcloudにログインしてください
2.) Soundcloudでリポスト (twitterでいうリツイートのようなもの) してください
3.) フリーダウンロード完了です。

というもの。よく使っている音楽ファンやDJはもうこの行程には慣れているかと思います。笑

でもこれがたまにイレギュラーで、SoundcloudじゃなくてSpotifyを指定されることがあるんですよ!
「Spotifyにログインしろ」との指示が出たときは、「くそ!」って言いながらページを閉じてましたww

アーティストは自分でがんばって作った楽曲をフリーダウンロードでユーザーに提供するかわりに、ユーザーが自分のファンページをフォローしたり拡散してもらったりするわけです。
中にはSpotifyのページを強化したくて、Spotifyのフォロワーを増やしたいアーティストもいるんでしょう。

いくらでもフォローしてあげたいけど日本では使えないのよ、、、というあのストレスがなくなるかと思うとかなりデカイですな。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ローンチされないとサービスがどのように日本で展開されるのかわかりませんが、とりあえずは、Spotifyが日本に来そうとのことです!
いまやApple Music、LINE Music、AWAなど日本でもストリーミングサービスが浸透しはじめ、Spotifyは出遅れる形になりましたが、一体どのように日本の音楽文化に影響を与えるのでしょうか?とても気になるところです。

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DJ SHOTA
“DJとお客さんの架け橋になる” そんな思いを込めてスタートしたDJ HACKsがいつの間にか月間60万PVを達成。Googleでの「EDM」検索順位1位と絶大な支持を集めるようになっていった。 そしてDJ HACKsの成長と共にDJ SHOTAは2015年夏、DJ歴2年という異例のスピードで世界でも最大規模の野外フェス「electric Zoo Beach Tokyo」へ出演を果たす。 さらに2015年リリースしたEDM BEST MIXはiTunesチャート2位を記録するなど勢いを見せた。 2016年1月にはメイドインジャパンの国内最大EDMフェスティバル「electrox」にて若手ながら単独でオープニングアクトに大抜擢され一躍注目を集めた。 DJ HACKsでのあらゆる音楽を追求する姿勢はプレイスタイルにもダイレクトに反映され、まさに架け橋の如く様々なジャンルの”GOOD MUSIC”を繋いでいく。そのオープンフォーマットなスタイルを武器に多様なお客さんを踊らせ続け現場での支持率も急上昇中である。 DJとして音楽をプレイし、ライターとして音楽の良さを伝える、まさに次世代型ともいえるクロスオーバーはすべてにおいて新しく、未知なる可能性を秘めたDJ SHOTAの活躍に今後目が離せない。
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