DJやパーティーピーポーは今一度考えてほしい、耳の大切さ

2015.01.20

今回は、 音楽に関するコラム記事です。
DJの方やクラブに遊びに行く方に今一度考えてもらいたい
***耳の大切さ***についてお話ししたいと思います。
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出典:PET360

突発性難聴と診断されたEDMアーティスト

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DJ HACKs
2014年8月19日、世界のEDMアーティストZeddが突発性難聴と診断されたことを自身のtwitter上で明かしました。


Zeddといえば、『Clarity』や『Stay The Night』でおなじみの大人気EDMアーティストですよね。
その後よくなったみたいでよかったですが、耳の大切さを思い知らされるニュースとなりました。

意外と身近な脅威?耳の大切さ

Caution Ear Protection Required In This Area
出典:INCOLOR INC
EDMアーティストを始めとして音楽家にとって、耳は命といっても過言ではありません。
しかし、クラブやフェスなど音楽が大音量でかかる環境に身を置く職業であるのも事実。
もし耳が聴こえなくなったとしましょう。自身の築いてきた音楽キャリアはそこで終わりを迎えます。
クラブ遊びをする方にも同じことが当てはまります。
またライブなど大音量の音が流れる場所によく行くという方も然り。
身近な話でいうと、通勤中や移動中にヘッドホン・イヤホンで音楽を大音量で聴いている方多いと思います。
クラブやフェスのような臨場感を味わえるという意味では、大音量で聴くのはたのしいですよね。
しかし、同時に耳に大きく負荷をかけていることも事実です。
クラブやフェスというのは、大音量の音を体感してたのしむエンターテイメントである以上、耳を危険にさらすのはまぬがれません。
ですが、そこでも耳の大切さについて忘れなければ、耳を守る対策ができるはずです。
耳のことについて、知っているのと知っていないのでは全然ちがうんです。
今回は、耳の大切さと対策についての海外サイトの記事を和訳して要約したものをみなさんにご紹介したいと思います。

原文で読みたい方はこちらから
1. DJ中に耳を守る3つの方法 (DJTechTools)
2. DJが耳のダメージについて知っておくべきこと (Digital DJ Tips)
参考サイト ▶︎ DJCITY JAPAN OFFICIAL BLOG

耳についてのマメ知識

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出典:NPL
一般的に年を取ると、耳は高周波の音がだんだん聴こえなくなり、普通の音も聴き取りづらくなるものです。
聴こえづらくなるのは、実は今までどれだけ耳がダメージを負ってきたかが大きく関係するんです。
つまり、耳に負荷をかけて生活してきた人は、聴こえづらくなるのが早いそうです。
クラブを出たあと、”キーン”という耳鳴りを経験したことがある方いらっしゃいますか?
耳鳴りは耳がダメージを受けておかしくなっているサインです。
ひどいときは1日で治らず、ずっと耳鳴り状態が何日も続いてしまうことすらあるそうです。
治らないと感じた場合はすぐに病院に行きましょう。
自分の耳は自分で守らなければなりません。

耳を大切にするためにできること

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出典:SOUND SHIELD
クラバーが自分の耳を自分で守るために、何をしたらよいのでしょうか?
耳を大切にするための対策についてお話しましょう。
DJにフォーカスして解説しますが、DJではない方にもタメになるお役立ち情報です。

耳対策 (クラブ編)
1. お酒を飲んでDJしない
2. ブースモニターの音量を絞る
3. ヘッドホンで聴く耳を左右交互にする
4. デシベルメーターを使う

1. お酒を飲んでDJしない

お酒を飲むと、音が大きいことに気づきにくくなるということが、科学的に実証されています。
といってもお酒はパーティーする上で必要なもの、DJからしたらそれはなかなかむずかしいでしょう。
しかし、この事実を知っておくだけでも大きな予防策です。
クラブに行かないという方も、酔っぱらった帰りに音楽を聴くときは注意が必要です。

2. ブースモニターの音量を絞る

耳は、大音量でなくても、長い時間音を聴き続けることでもダメージを負います
曲をミックスするとき、ブースモニターの音を聴くことは必須ですが、あくまで音を絞ることを心がけたいです。
ブースモニターとは、DJブースに設置されているDJが聴く用のスピーカーのことを言います。
そして長く聴かないようにすると、なお良いとのことです。

3. ヘッドホンで聴く耳を左右交互にする

片耳に負荷をかけるのもよくありません。
ミックスするとき、ヘッドホンで聴く耳を左右交互に替えるのも効果的でしょう。
ブースモニターよりヘッドホンの方が直接耳に入ってくる音が大きいですよね?
片方の耳に偏らず、負担を軽減させる意味で、交互に替えることをおすすめします。

4. デシベルメーターを使う

音を聴き続けると今流している音量がどのくらい大きいのかわからなくなってきます。
自分の流している音量をチェックするためにデシベルメーターを持ち歩くといいでしょう。
プロのDJの中には、自分のデシベルメーターを持って音量を測定している人がいるみたいです。
しかし、実際に持ち歩くのはめんどくさいし不便ですよね。
持ち歩かなくても、自分の思ってる以上に音が大きいことがありますよということを心にとめておけばいいと思います。

DJ中以外の対策

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出典:FROM DOCTOR
クラブやフェスなどの会場以外でのシーンで、気をつけたいことについてです。

耳対策 (日常生活編)
1. なるべく耳を休ませる日をつくる
2. お酒の飲み過ぎに気をつける
3. 寝るときは静かな環境で寝る

1. なるべく耳を休める日をつくる

耳の負荷は蓄積していくものです。
大音量の音を聴かない時間をつくってしっかり耳を休めましょう。
まったく無音の空間にいることも、耳にとっては負荷がフリーになります。

2. お酒の飲み過ぎに気をつける

お酒を飲んで酔っぱらったら大音量の音をうるさいと感じなくなる、というのは先ほど説明しました。
よくお酒を飲まれる方、注意しましょう。

寝るときは静かな環境で寝る

先ほども述べましたが、耳は音を聴き続けている間にも負荷がかかっています
音楽を聴きながら寝たり、テレビをつけっぱなしで寝ることがないように気をつけましょう。

まとめ

耳について知っておきたい知識
▶︎ お酒が入ると、大音量の音をうるさく思わなくなる (注意)
▶︎ 長時間音に触れているだけでも耳にダメージ
▶︎ 耳へのダメージを受けやすい人ほど、聴こえづらくなるのが早い

いかがでしたでしょうか。
私も実際DJ中にブースモニターの音にやられて、片耳がキーンって鳴る状態になったことがあります。
何も治療をしないで2日後には治りましたが、完全に耳のオーバーワークだったんですね。
人のふり見て我がふり直せではないですが、ここで今一度考えてみてもらいたいです。
みなさんもぜひ小さいことからできることをしっかりやって、一生ものの自分の耳を大切にしましょう!