All Mixという言葉はもう古い!次世代のDJスタイルを指す今旬のキーワード『GENRE BENDING(ジャンル・ベンディング)』とは?

Blog by DJ HACKS

2014.06.04

genrebending
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DJ HACKsをごらんのみなさん、こんにちわ!DJ SHOTAです。
今回はDJをやる人向け、もしくは音好きなクラバー向けに書いています。
これからのDJスタイルの主流となる、今旬のキーワード「Genre Bending(ジャンル・ベンディング)」という言葉をご紹介します。

ジャンル・ベンディングって?

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Genre Bending“は、アメリカで生まれた最新のDJスタイルのことです。
DJがさまざまなジャンルの楽曲を上手く繋いでひとつのMixにするという意味です。
その表現者であるDJのことを「Genre Bender」という風に呼びます。
自分もDJとしてさまざまなジャンルの曲をPLAYします。
そのことを指す言葉として近年では、「All Mix」や「Open Format」などが使われ、みなさんも聞いたことがあるかもしれません。
「All Mix」や「Open Format」という言葉の意味は本来、DJがバラエティ豊かな楽曲をMixするというものでしたが、
最近はジャンル関係なしにヒット曲をかけるというような意味として捉えられる現状があります。
もちろんヒット曲をかけるのは大切なことではありますが、ヒット曲をどのように全体のMixの中で機能させるかというところが失われつつあり、「DJ = ジュークボックス(レコードの自動演奏装置のこと)」にさえなってきている風潮があります。
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DJとしての時代の変化

そこで、新たに「Genre Bending」という言葉が生まれました。
「Bending」とは文字通り、”曲げて加工する”と言う意味です。
つまり、DJが主体となってさまざまなジャンルの曲を選び、加工し、繋げ、Mixするということなのです。
時代は移り変わり、アナログ機器からデジタル機器でのDJが主流になり、
デジタル機器による機能を駆使することで、アナログ機器ではできなかったことがたくさんできるようになりました。
そしていまや、インターネット上には音楽情報も満載で、以前よりDJにまつわる情報も増えました。
「Genre Bending」という言葉は、「Open Format」という”ジャンルレス“を意味するものとは異なり、
“DJのスキルや選曲が生み出す音楽のMix”という意味合いが強いです。
簡単に誰もがDJを始められる時代だからこそ、現場の状況判断で、自分にしかできないスキルや選曲を上手く混ぜ込み、
お客さんを盛り上げることが求められ、DJとしての価値が問われるところになっていくと思われます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しレベルの高い話だったかと思います。
「GENRE BENDING」は日本最大級のレコードプールであるDJCITY JAPANさんもPICK UP WORDとして押し出していて、
海外ではもちろんのこと、日本でも第一線で活躍するDJの間では当たり前のように使われているものです。
ただヒット曲をかけて無難につなぐのはいまや誰でもできます。
それを何の脈絡もなくかけるのでは、オーディエンスもDJが主体であることを忘れかねません。
要は、iPodのシャッフル機能をOnにして聴いているのとなんら変わらないということです。
そのヒット曲を自分流にどう扱うか、どういう流れで投下するかが、
またはジャンルとジャンルをどのように織り交ぜるかが、DJとしての個性を出す鍵となるでしょう。