この曲で涙した… Porter Robinsonの『Goodbye To A World』ほど感動する音楽がほかにあるか!?

2015.08.19

Porter Robinsonの『Goodbye To A World』という曲が感動的すぎて虜になってしまったので、ぜひ皆さんにご紹介したいと思います!
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出典:Lessthan3

Porter Robinson『Goodbye To A World』

美しい世界観に全身が包み込まれるようなライブに涙が止まらない

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出典:www.reddit.com
毎年恒例・真夏のビッグフェス「サマソニ」が幕を閉じ、お盆の終わりと同時に「夏を満喫しきったなー」と完全燃焼された音楽ファンの方もいらっしゃるかと思います。
ぼくも2日目のサマソニ@東京に参戦してきましたが、音楽のすばらしさに感動しながら、ライブならではの迫力を体感することができました。
そして、サマソニの翌日に東京・恵比寿リキッドルームで開催されたPorter Robinson (ポーター・ロビンソン) の単独ライブにも遊びに行ってきました!
Porter Robinsonといえば、サマソニの前夜祭である「ソニックマニア」に出演していた才能あふれる若きアーティストですよね。
大の親日家で、アニメとゲーム音楽に影響されて育ったと自身でも語るほどのオタクなのです。
彼のライブは本当に言葉にできないほど、美しくてうっとりする。
もちろん、ライブの中で盛り上がるところはたくさんある!
これは最後の最後にかけた『Language』という、ポーターロビンソンの名曲中の名曲。


しかし、彼が「今は静かに聴いてくれ」と言わんばかりに、ぴたっと歓声をおさえながら曲を聴かせてくることがある。
この瞬間が本当にたまらない。美しい世界観に全身が包み込まれるかのような心地よさだ。
そんなすてきな瞬間が60分間のライブではいくつかあったが、ぼくが一番感動した瞬間がこちら。


この曲『Goodbye To A World』といって、2014年にリリースされたポーターロビンソンのアルバム『WORLDS』に収録された1曲。
アルバムがリリースされたときからいち早く聴いていたが、最初はそこまで印象に残る感じでもなかった。
彼らしいきれいな曲だなーくらいのイメージ。
しかし、ライブを見てからそのイメージがまるで180度変わったのだ。
「Thank you… I’ll say goodbye soon… Though its the end of the world… don’t blame yourself now…」
「And if its true… I will surround you… and give life to a world… Thats our own…」
バックスクリーンには、黒い背景に白い文字で歌詞が次々とでてくる。
会場が静まり返った中に栄える、女の子のささやくようなやさしいヴォーカルが響く。
それにあわせてポーターロビンソンが鍵盤を弾いて、オルガンの電子音を奏でる。
心がジーンとなる瞬間だ。
子守唄を聴いているかのように、彼の音楽が体にすーっと染み込んでくるような心地よさ。
なんて美しいのだろう。心の底からあつい何かが込み上げてくるような感覚。
気づいたら涙が出ていた。音楽のすばらしさとはこのことではなかろうか。
ぼくは、音楽とこの空間すべてに心を揺り動かされていたのだ。

これはどこかのファンの人が撮ったポーター・ロビンソンの以前のライブ映像です。気になった方はぜひご覧になってみてください。

まとめ

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出典:YourEDM
ポーター・ロビンソンはそう考えると、人を感動させるプロのアーティストといえる。
彼の虜になるファンは日本中いや世界中に数知れず。
ぼくも彼のライブを生で見るのは初めてでした。
「ライブいいって聞くから楽しみだなー」くらいの気軽な気持ちで行ってましたが、実際に見ると、あまりにも衝撃的すぎて「しばらく日常に戻りたくない」、「余韻に浸ってたい」と思いました。
彼はもはや、ただのDJという枠ではおさまらないところまで来ている。
ライブでは、パッドを打ってリズムを刻んだり、鍵盤を弾いて音色を奏でたり、ドラムを叩いたり、時には自分自身が歌ったり。
彼がぼくたちに見せてくれる世界観を最大限演出しようとしているエネルギーに、見事やられました。
音楽をつくるプロデューサーは今世界に大勢いる。皆さんが好きなあの有名なEDMのDJたちもそう。
ただ、ステージにたって、多くのお客さんの前にたって、観衆を骨抜きにするほど感動させられるDJってどれだけいるだろうか。

DJとして思うこと

ぼくはDJをやっていますが、自分のオリジナルの曲を持っていません。
クラブDJというのは、クラブDJのやるべき役目があって、過度にオリジナリティを出すのは好まれず、お客さんに合わせに行くのが正解となることがほとんど。
極端に言ってしまえば、世間で有名な人様の曲をかけて、手あげてパフォーマンスしているだけ、という意見もお客さんが思うことのひとつにあると思う。
クラブDJはその夜に集まったお客さんたちを盛り上げることが仕事なので、それを悪く言う人がいるんだとしたらDJをやってみてから言ってくれと言いたい。
ただ、こういうライブを見ると正直思うことがある。
自分のオリジナルの曲をお客さんに聴かせて、映像を使って伝えたい世界観を伝わりやすくして、自分で演奏して自分で歌って。
こんなに人を感動させられることって、じゃあDJにあるのかなって思った。
ポーターロビンソンの場合、彼のライブをわざわざ東京に高い交通費払ってまで見に行きたいって人はそりゃ大勢いるでしょう。
そこまで人を虜にさせるのってやっぱり、感動させられるからなんでしょうね。ぼくは彼からとてつもないエネルギーをたしかに感じました。
DJも、お客さんを前にしてステージに立った時、もっとできることがあるんじゃないかなと思いました。
歌うDJがいてもいいと思うし、ピアノを弾いたり、ドラムパッドを叩いたりするDJがいてもいいですよね。
そういうことをやるだけでも、伝え方って全然ちがうと思う。
DJがアーティストほどファンがつかないのはそういうところなんだな、と悔しくなったとともに、人を感動させられるアーティストになりたいと思った1日でした。