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2015.07.02(Thu) DJ HOKUTO コラボ企画

【2015年】DJ HOKUTOのヨーロッパ・DJツアー日記

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DJ HACKsの4月のゲストライターを務めていただいたDJ HOKUTOさんのヨーロッパDJツアー日記をご紹介します!

EU_HOKUTO (1)

はじめに: DJ HOKUTOのヨーロッパツアー2015は合計8カ国!

EU_HOKUTO

DJ HOKUTOさんは、現在自身6度目となるヨーロッパDJツアー真っ最中。
スイス、ルクセンブルグ、ベルギー、イタリア、オランダ、スペイン、UAE、そしてドイツの合計8カ国にてスペシャルゲストDJとして出演されます。

4月のゲストライター記事でも、ヨーロッパのクラブシーンについていろいろと教えてもらいました。

おかげさまで、ゲストライター記事が「おもしろかった!」という声を多くいただき大変好評だったので、今年のヨーロッパツアーの日記も取り上げさせていただくことに。
しかも今回のツアーからはイタリア、スペイン、UAEが追加され、さらにパワーアップ!
ヨーロッパのクラブシーンのこと以外にも、旅人目線でのおもしろエピソードも満載なので、この機会にヨーロッパを知ってみてください!

“Meanwhile, In Europe”

5.24 CARRE BELGIUM 5

【2015年5月26日(月)10:00am 記】

DJ HOKUTOです。こんにちは。

今は、ヨーロッパに着いて、早くも4日目の5/25(月)の朝10時です。
さてさて、2014年の11月のツアーと同様に、今回のツアー日記を書いていきます。
題して「Meanwhile, In Europe」。

先週末の怒濤の3日間を、どうぞご覧下さい。

1日目

5.22 BEAT CLUB LIECHTENSTEIN

まず、金曜日に日本からスイスのチューリッヒに着いて、スイスで回すと思っていたのですが、スイスの隣に位置するリヒテンシュタインと言う国にあるクラブでした。国土はとても小さい国なんですが、豊かな国であるスイスと同じくらい経済状況は順調らしく、通貨はスイスと同じフランでした。標高が高い場所に位置し、6月なのに山にはまだまだ雪が残っていて、「これぞスイス!」という景色 (自分の勝手なイメージ笑) で、チューリッヒから向かう道中をとても楽しめました。

そんな流れで始まったツアー初日は、リヒテンシュタインの「B’eat Club」という場所でGIG。一緒にDJをしたのは、スイスに在住する朋友「SWISSIVORY」と、自分のツアー前に日本に来ていて初めて会ったスイス在住の日本人「DJ TORU」の3人。今までに何度もヨーロッパツアーをしてきましたが、日本人に一度も出会わず、6回目のヨーロッパツアーにして初の日本人の友達ができ、今まで一人でよく頑張ってきたなと、感慨深く感じました。クラブに遊びに来てる人は豊かな国の影響か、お洒落な大人が多く、大企業の管理職に就くような方々もたくさんいました。ですので、年齢層が高い分、普段のクラブではあまり選曲できないようなクラシックも反応が良く、かなり楽しくプレイできました。

今回一緒にプレイし、前回のツアーで急激に仲良くなったSWISSIVORYは、ここスイスではかなりの有名DJ。前回はわけあって一緒にプレイ出来なかったんですが、今回初めてDJを聴き、「さすがスイスNo.1 HIP HOP DJ!」という感じで、相当にイカしてました。久々に「日本に呼びたいヨーロッパのDJいた!」って感じで、これを読んでくれている皆様にもぜひ一度は観てほしいDJです。そんな彼はプロデューサーとしても有名で、つい最近Ryan Leslieのレーベルとサインしてアルバムをリリースしています。Bounty Killerと作った曲がBounty Killer本人も相当気に入ったそうで、「この曲かけろ!」とジャマイカのクラブ中を自ら周ってPRしているそうです。そして、7月にはミュージックビデオ撮影やレコーディングで、ジャマイカに行くと言っていました。これは相当イケてます。

2日目

5.23 M CLUB LUXEMBOURG 3

次の日の土曜日は、ルクセンブルグにてGIGと日本でのマネージャーとの合流だったので、チューリッヒから電車で移動。バーゼルと言う、スイスとフランスの国境の街で乗り換えで、ちょっとした事件が勃発。

チケットに書いてある通りに9番のプラットフォームで待っていたのですが、待てど暮らせど、自分が乗車する電車がホームの電光掲示板に表示されない。。。10分前になっても表示されず、かなり不安になったので案内所に行って確かめると、どうやら乗車する電車は同じ駅でも向かいにあるフランス側のプラットフォームの9番だったことが判明。久しぶりのダッシュでなんとか滑り込みセーフ。。。無事に乗車できたものの、飲み物も食べ物も買えないまま3時間半乗り続ける羽目に。。。日本の新幹線の様に、売り子さんも売店も無く、辛い時間を過ごしました。

日本って素敵な国ね。と、しみじみ再認識することに。

それはさて置き、ヨーロッパでは電車のダイヤは遅れるのが普通で、予定より15分遅れでルクセンブルグに到着。ベルギーに日本から到着したばかりの、自分のマネージャーとも無事合流。

その夜のGIGは、ヨーロッパツアーでは最多出演の5回目となるルクセンブルグの巨大クラブ「M CLUB」。いつものようにリハーサルし、ルクセンブルグのパートナーであり「M CLUB」のブッキングマネージャーのBOBと、いつものように夕食を取り情報交換の時間へ。彼との話は本当に面白い。さすが巨大クラブのブッキングマネージャーと言うことはあり、ヨーロッパ中のクラブ情報に精通していて、日本やアジアのシーンにも興味津々のBOBとのクラブ談義や情報交換は、ツアー中の楽しみの一つでもあります。

今回のパーティは学生のテスト期間と重なり、いつもより人は少なかったものの、いつも通り楽しくDJさせてもらいました。半年ぶりのヨーロッパということと、120分のロングプレイも久しくしていなかったので、自分の感覚取り戻すのに手探りモードになってしまったんですが、後に控えるツアーにとっては良い夜となりました。

ここでルクセンブルグの話を一つ。
昨日プレイしたリヒテンシュタインと同様、国土は小さく、端から端まで車で30分あれば横断できるそうです。ただ、ヨーロッパ中の金融が集中しており、大変豊かな国だそうです。街の景観もまるでディズニーランドに来ている様な、本当に綺麗な街並みです。

5.24 CARRE BELGIUM 4

3日目

5.24 SOCCER BELGIUM 2

3日目はベルギーでGIGのため、「M CLUB」でのDJを終えてホテルに戻り、そのまま始発でベルギーへ。
ベルギーでの宿は、VINZという友達の家。彼はベルギーで人気のラジオMCで、本国ではかなりの有名人。以前、彼に連れられてサッカー観戦した時は、試合中ずっと子供たちが目の前で写真を撮っていて、VINZが移動すると、その子供たちもみんなついてくるほど。
ルクセンブルグから3時間半かけてVINZの家へたどり着き、そのまま前回もプレイしたサッカーの試合でDJ。(※前回のサッカー場での映像はコチラです。)

サッカー愛好家は当たり前に知っているそうなのですが、今ヨーロッパサッカーは佳境らしく、今回が今シーズン最後の試合でした。ただ、自分がサポーターとしてDJプレイするチーム「ブリュッセル・アンデルレヒト」は、前回の試合で優勝を逃していたらしく、この日の試合では勝利をあげたのですが、VINZを始めサポーター一同どこかモヤモヤしている雰囲気を抱えてました。それでも、ヨーロッパでは初めて体験するほどの雲一つない快晴で、さらには大観衆の前でプレイできて最高に気持ち良かったです。

サッカーが終わりしばし休息を取り、いざ夜のベルギーへ。
この夜は「CARRE」というクラブで毎週日曜日に開催されている「COSMO」という、ベルギーの中でも最強HIP HOP PARTYでGIG 。普段でも余裕の1000人オーバーですが、この日は祝日で今まで以上に動けないほどの寿司詰め状態でした。
プレイはルクセンブルグの教訓を元に、しっかりロングプレイでき一安心でした。

でも、ただでは終わらないのがヨーロッパでちょっとしたハプニングがまた一つ。
自分の後にプレイするはずの、クラブ「CARRE」のレジデントDJであるDJ FRANK(推定年齢45歳・ベルギーの大御所でボスキャラのイケイケオジ様。でも、最高に良い人)が、現れず。。。どうやら、自分のDJ中に車で外出していて、なぜか警察が車でクラブに入る道を封鎖していて戻って来れなかったらしく、予定より30分長くプレイさせてもらいました。結果的に自分としてはラッキーで120分のところを150分プレイしました。このパーティーに出演するのは4回目だったのですが、ベルギーではこのパーティーが一番好き。

まず、クラブが内装・照明・音響がどれをとっても最高に良い環境で、客層も綺麗な大人系が多く、とにかく皆オシャレでパーティー慣れしていて遊び方が本当に綺麗で上手。こんなパーティーが日本にあったら最高だと思うほど、理想の形です。自分もここぞとばかりに得意の(なんてね 笑)フレンチラップやフレンチソングで歌わせまくって最高でした。笑

というわけで、3日間で3ヶ国・4回DJをする怒濤の週末が終了。
やっと感覚も戻り、「ヨーロッパに帰ってきました!」と言う感じで、残りのギグ達が楽しみでしょうがありません!
そして本日と明日は貴重なオフなので、これからアムステルダムに遊びに向かいます!!
また、随時日記リポートをアップするので、ぜひご覧ください!

【第2弾】4日目〜7日目の日記はこちら

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WRITER
DJ HOKUTO
日本は東京を始め全国区、国外はヨーロッパを中心とし、特にアムステルダムで活躍するDJ/SOUND PRODUCER。数々の有名DJ/PRODUCERを輩出したアムステルダムダンスシーンで主流のスタイル、「ECLECTIC」を日本で最初に体現し広めている。現場主義を一貫し、DJを始めた当初から幾度も渡米。日本だけでは得られない経験を多く積み、DJには絶対的に必要な感とクラウドが忘我する程のグルーヴを創る芸術的なMIXセンスを培う。アメリカからアジア、アジアからヨーロッパへと数々のツアーを周り、常に未知の場所でのプレイに挑戦してきた。今では国・人種問わず必ずクラウドに感動と興奮を抱かせるDJとして、世界中のパーティ好きに愛されている。「現場でDJする時は、常にクラウドが主役で、常に心の底から楽しんでもらうことを一番に考えているよ。」1998年、19才の時に一斉を風靡したカルチャー誌Fineの全国ツアーイベントで、ツアーDJに抜擢され一躍注目を浴び、全国区で活躍。その後様々なメディアに出演し、2006年から3年間INTER FM(76.1MHz)にて毎週LIVE MIXを配信。当時世界中で人気のあったアーティストAMERIEから共演を依頼される程、その頃からMIXの評価が高かった。そのアーティスト性を持って、メジャーレーベルからMIX CD、コンピレーションアルバムの監修など、計6枚をリリースし、音専誌に多く取り上げられた。現在でもハワイの人気ラジオステーションFM BOMB(102,7MHz)にて、MIX音源を定期的に配信している。2008年からは音楽制作にも取り掛かり、自身の音楽プロダクション「YAMATO BEATS」を設立。数々の楽曲提供、アーティストのプロデュース、リミックス音源をリリース。彼に憧れて多くのDJが集まり、DJプロダクション「ZIPANGSTAR」を設立。東京都内の主要クラブにて彼を師と仰ぐDJ逹が日夜プレイしている。2010年から行っているヨーロッパツアーは、クラウドだけでなく現地のDJからも多くの賞賛を得て、3年後には世界が注目するアムステルダム最大のダンスミュージックの祭典「ADE」に出演する。 2013年には、アメリカ西海岸最大のレコードプール「CLUBKILLERS」で、日本人唯一のオフィシャルDJに就任し、アジア地域でも大きな役割を果たしている。常にDJとしての役割を考え表現する姿は、日本を代表する日本人アーティストとして世界に誇るべき人物である。
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