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2015.06.11(Thu) DJ KENMAKI コラボ企画

【スパチューコラボ企画第4弾】DJ KENMAKIが語る、地方出身DJが東京で活躍するための秘訣

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東京・渋谷T2で毎週火曜日に開催されている人気パーティー「SUPER TUESDAY」とのコラボ企画が誕生!
DJ HACKs × SUPER TUESDAY 第4弾

第4弾では、DJ KENMAKIさんが登場。

私から簡単にケンマキさんの紹介をさせていただきます。ケンマキさんは元々地元和歌山でDJ活動をしていて25歳のとき、ちょうど6年前に東京に出てきました。”T2 SHIBUYA”の「スパチュー」や”V2 TOKYO”での「Fancy」などEDM色の強いパーティーにレギュラー出演し、さらには六本木のHIP HOP箱”IBEX”や”Green Land”、渋谷の”Social Club Tokyo”でレジデントDJを務めるなど、ジャンルに捉われないDJとして才能を発揮する数少ないDJさんです。そんな彼の上京した時の話、そしてどのように現在の地位を築き上げていったかの話は、東京でのDJ活動を夢見る全国のDJたちの背中をぽんと押してくれるでしょう。また都内の読者の方にとっては、東京と地方のクラブシーンのちがいなど、興味深いことを知ることができるかもしれません。それでは、KENMAKIさんへのインタビューです、ぜひごらんください。

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現役トップDJの頭の中をのぞく!DJ KENMAKI 編

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➖➖➖それでは、コラボ企画第4弾、よろしくお願いします!まずは読者の皆さんに簡単な自己紹介をしていただけますか?

DJ HACKSをご覧の皆様、初めましてDJ KENMAKIです。

地元の和歌山から6年前に上京して来まして、今は都内で週に5本のレギュラーイベントをやってます。今回は、毎週火曜日にT2 SHIBUYAで開催しています「SUPER TUESDAY」と大人気のウェブサイト「DJ HACKs」とのコラボレーション企画ということですが、自分がこういった企画に参加できて嬉しいです。皆様よろしくお願いします!

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東京の第一線で活躍する、”地方出身のDJ”として

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➖➖➖KENMAKIさんはいつもの関西弁のイメージというか、地方出身で東京で活躍している数少ないDJさんのうちの一人といった印象があります。最初上京してきたときはどのような気持ちだったんですか?

もちろん不安もありましたが、そんな不安よりも”やってやろう”っていう気持ちの方が大きかったですね。東京に来た以上はもう目標に向けてただただ突っ走るだけでした。

➖➖➖また、上京するきっかけってなんでしたか?

自分の後輩がアメリカ・ニューヨークでDJとして頑張っているのを見たり、先輩の後押しもあって上京を決めました。なにより地元の友達に「今はなんの仕事してるの?」と言われた時に「DJ」と答えられなかった自分に疑問を持ち、「DJで生活がしたい」「DJを仕事にしたい」という気持ちに駆り立てられました

もちろん地元でも真剣にDJとして取り組んでいたつもりでしたが、その時はもう25歳ぐらいでしたので、DJとして勝負する意味でも東京へ行くことを決意しました。

あとは自分の母親に東京に行きたいと言った時に「後悔のないようにやって来なさい」と文句一つ言わず見送ってくれた家族の存在もかなり大きかったです。東京に来てみて、改めて地元の素晴らしさと家族の素晴らしさを知りました。

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➖➖➖東京に出てきて、まず東京に慣れるのもおそらく大変でしたよね。上京したての時、どのようなことを念頭に置いて生活・DJ活動をしていましたか?

たしかに慣れるのには時間がかかったかもしれませんね。最初の頃は六本木のなかなかゲットーなシェアハウスに住んだりしていました (月に4万円という格安物件!しかし寝る所は2畳ほどという激狭シェアハウスでしたw)。時間に融通がきくアルバイトをしながら、夜は毎日クラブへ行っていました。自分のDJがない日も合わせたら週に6日ぐらい、ほぼ毎日行ってましたね。そこでいろんな人達に顔を覚えてもらったことが大きくて、それが結果的に新しいDJのお仕事に繋がったと思っています。

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今でも変わらないのが、本当にクラブが楽しいし、東京のDJさん達には今も昔も本当に刺激をもらいまくりということです。そして、本当に尊敬できる先輩や後輩、仲間達に出会えたと思っています。

➖➖➖DJ HACKsの読者の方にも、東京でDJとして活躍することを夢見るDJの方って多いと思います。その読者の方へ何か先輩として一言アドバイスをいただけますか?

自分みたいなまだまだ未熟者がえらそうなことは言えませんが、そしてベタな回答になってしまいますが、「一歩踏み出してみよう」でしょうか。とにかく踏み出すことが大事なんです。

東京と地方のクラブシーンのちがい

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➖➖➖東京のクラブシーンと和歌山のクラブシーンのちがい、いろいろあるかとは思いますが、一番感じるのはどの部分でしょうか?

自分が思うのはやはりクラブ、イベントの数だと思います。
東京だと毎日365日どこかでパーティーが開催されていると思いますが、地元の和歌山ではクラブは2つほどしかありません。パーティーする曜日となると、どうしても週末だけになってしまいます。ですので、今世界でタイムリーに流行っている曲や新譜もお客さんになかなか浸透しにくい状況に置かれています。そういった厳しい状況の中でも、いろいろと試行錯誤していつまでもフレッシュなパーティーを続けている人達もたくさん知っています。週末にバッチリパーティーしているという点では、東京も和歌山も同じですね

➖➖➖東京にはない、地方のクラブの良さってなんですか?

やはり「地元愛」でしょう。自分の地元では来るお客さんはほとんど知り合いで和気あいあいとパーティーをやってるイメージがあります。他の地方クラブにDJとして行かせてもらった時もそうですけど、その土地特有のヒット曲があったりDJのプレイのしかたも人それぞれで(これは当たり前かw)刺激や勉強をもらえて最高に楽しいですよ。都内にお住まいの方も旅行なんかで地方に遊びに行った時はその土地のクラブで遊んでみるのも新鮮で楽しいかと思います。

HIP HOPのDJとしての自分、EDMのDJとしての自分

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➖➖➖KENMAKIさんのイメージがもうひとつあります。スクラッチもキレッキレでHIP HOPパーティーの頭を張っているかと思えば、スパチューのようなEDM色の強いパーティーでEDMのグルーヴでお客さんたちをロックしていますよね。HIP HOPもEDMもしっかりできるDJさんって今どきとても貴重な存在だと思うのですが、それぞれのDJをする際の共通するポイント、またちがうポイントってなんですか?

共通のポイントは「お客さんの笑顔」です。ちがうポイントはやはり「選曲」でしょうか?w
自分は基本的に場所は違えどDJする気持ちはどこでも一緒でお客さんが笑顔やHAPPYになるような曲をプレイしたいと思っています。もちろんクラブやイベントによってコンセプトは違うでしょうけど、HAPPYになりたい、パーティーしたいという気持ちは遊びに来てくれたお客さんほぼ全員に当てはまることだと思いますので、そこに向けて“今の自分は何ができるか”、”どうやればお客さんは楽しんでくれるか”ということを1番に考えてDJしています。そしてタイミングが合えばバランス良くそこにハマりそうな新譜や自分の好きな曲なんかを織り交ぜてプレイできたらいいかなといつも考えていますね。

DJ KENMAKI – May. 21, 2015 by Djcity Japan on Mixcloud

(DJ KENMAKIさんがDJCITY JAPANとコラボしたDJミックスです!)

➖➖➖いろいろなジャンルのDJができてよかったと思うときってどんなときですか?

やはりいろんなDJのお仕事がもらえることでしょうか。
と言っても、自分はまだまだいろんな音楽を勉強中ですので、いろんなジャンルのDJができると言うのは正直恐れ多いです。もっと経験と知識を付けてそれを活かし、自分なりのDJスタイルを確立できていけたらいいなと思っています。まだまだ精進です。本当に反省の毎日ですw

今後のDJシーンについて

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➖➖➖風営法改正、、、これは今どのクラブDJも関心を持っているテーマだと思います。これが通ればこのシーンも飛躍的に変わると言われていますが、今後日本のクラブシーンはどうなっていくとお考えですか?

風営法が改正される”来たる日”、その日が来れば、日本のクラブシーンの中にもいろんな企業や会社がスポンサーとして関わるでしょうし、今まで以上にDJが増えると思います。その中でもブレずにいつまでも前線で活躍するクラブDJでいたいと思っています。

DJ KENMAKIのおすすめ曲紹介

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1.) My Cutie Pie

アーティスト: Lil Jon ft. T-Pain, Problem, & Snoop Dogg

タイトルを観て「おっ」と思い、曲を聴いて「おおおっ」てなった曲です!そうです、タイトル通りClassic Songの”One Way – Cutie Pie”をそのまんまサンプリングした1曲となっています。フック部分の歌い回しもT-Painがバッチリハメて今の季節から夏にかけてラジオでもクラブでもヘビープレイされそうな1曲。間違いなく今年のSummer Anthemの1曲です。

2.) Drop

アーティスト: Diplo & DJ Snake ft. Big Freedia

Diplo先生に死角はございません。しかも最近ではMajor Lazerと一緒にリリースした”Lean On”が記憶に新しいDJ SNAKE先生とまたまたご一緒です。この2人の曲とのことなのでどうせカッコいいんだろうなと思いましたが、思いっきり飛ばされました!今巷で流行っている”Jungle Terror”を思わせるトラックが最高にイケてます!マストチェック!

3.) Bang That

アーティスト: Disclosure

UK出身のダンスミュージック・デュオ、Disclosure、自分も少し前に勉強したばかりなのですが”313 Bass Mechanics – Pass Out”使い!サンプリングというのは本当に奥が深くて、知れば知るほど音楽が好きになっていきます。なによりこの曲の走ってるビートは本当にヤバいです!ちなみに先月私が作ったDJCITY MIXにも収録していますのでよかったら聴いてくださいw

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DJ KENMAKI
DJ KENMAKIは2002年にCLUB DJとして活動を開始するや瞬く間に関西を中心に脚光を浴びる。 国内外問わず、様々なビッグアーティストとの共演は彼にとって大きな経験となり、着実に実力とキャリアを築いていく事になる。 そしてそんな状況にも奢る事無く、更なる目標を掲げ2009年に東京へ進出。 またそれに照準を合わすかのように2009年と2011年にMIXCDを全国展開し、更に新たなファンを獲得する事に成功。 大都会のスピーディーかつポリティカルな環境をもってしても彼の勢いは止められず、「今最も成長している都内のDJ」として多くのCLUB関係者の間で注目されている。 東京を中心に全国規模で年間250本以上、数多くのCLUBのResident DJをこなすDJ KENMAKI。 2011年、2012年には海外アジア台湾でのDJ Playも成功させている。 2013年、2014年は徹底的にCLUB Playに特化したSTYLEで現場からの信頼と熱い支持を得る。同年2014年には世界的にも有名なRecord Pool ”DJ CITY JAPAN”のMix Cloud企画の第一弾DJとしてPick UPされ、MixCloud内で”HipHop,Rap部門””TRAP部門”で世界1位を獲得。そのMixの反響も凄まじくMixCloudのOfficial TumblrとTwitterでNewsとしてもPick UPされた。 若手からトップDJへ。もはやそれは手が届く距離にあると言っても過言ではない。
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